たーさんの世界(意地悪じーさん)

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或青年の思い出

2020年02月04日 | Weblog
少し前にここにコメントをくれた人が気になっていました。

その人は工事部長さんという人ですが、僕はその工事部長さんのコメントに書かれていた内容と瓜二つの想い出があります。

その人は当時は未だ二十代前半で、他に二人の友人達と僕の現場を手伝ってくれました。

聞く処に依れば彼は解体専門で中学生時代から解体の仕事に携わり、最初は彼等は既設の水門の取り毀しから始めてくれたのでした。

その現場の工事目的は新しい水門を据え付ける仕事だったので、僕はその三人の若者のリーダー各の青年(見掛けはヤンチャですが、性格はとても素直な青年)にお願いして、水門を据え付ける土台工事の他に、普通ではやらない様な特殊(かなり危険を伴う)な掘削工事、そして今まで彼がやった事の無い電気溶接の仕事もやって貰いました。

彼は僕に自分たちは解体専門なんで、モノを壊す事は得意だけれどモノを作った事は無いしと、最初は少し躊躇していましたが快く引き受けてくれたのでした。

彼等の努力の結果、その現場は事故もなく無事に終わりました。

現場が終わった時、彼から自分たちは初めて経験する仕事の内容だったので、途中でやめようかと思いましたと笑いながら話してくれた記憶が有りますが、少し前にコメントをくれた工事部長さんの内容には、此と良く似た経験をしたと書いて有りました。


工事部長さんと当時の青年が僕にはラップして、どうしてもブログにアップしたい気持ちになりました。

ごくごく私的な内容でごめんなさい。

亮君此れからも頑張って下さいね。




【追伸】

工事部長さんのコメントを何度も読み返しましたが、やはりそうだと確信しました。

そうでしたか、故郷で御活躍されているんですね。

偉そうな言い方で申し訳有りませんが、僕の周りに居た人の良い話を聞けて幸せです。

確か工事部長さんは持病が有った筈ですので、身体には十分に注意して自分の道を歩んで下さいね。

本当に嬉しいコメントをありがとう。

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2 コメント

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Unknown (解体工事部長)
2020-02-12 08:11:07
お返事遅れてすいません!

覚えてて貰い幸いです

今は解体をメインにしてそのあとの土木や造成などもしています

ふと現場の事などで行き詰まったりすると水門を作ってた時の所長を思い出したり、ブログを拝見したりします

持ち病は九州に帰ってきてから1度も再発せず健康でやってます!

これからもコメントをしないにしてもブログを拝見させていただきます
Unknown (たーさん)
2020-02-12 10:12:52
コメントありがとうございます。

あの時の工事部長さんの事はちゃんと覚えていますよ。

此方こそ本当にお世話になりました。

解体だけでなくて、造成もタッチしてるんですね。

立派です。


太田名部の高圧電流が流れている真横での掘削工事は、僕も真剣になりました。

あのやり方は、現場を知り抜いていないと出来ないやり方でした。

地下水の有無、土質、作業手順をキチンと把握した上で、更に作業をしてくれる人との呼吸が取れていないと大事故に繋がりかねない工事でした。

僕は工事部長さんの重機の扱いを見て、この人ならやれると判断したのです。(僕の話をいつも真剣に聞いてくれていた事も、大切な要素でした)

幸いにも地下水位が川底より下だったので(ボーリング調査に依り確認)、無事に終わりました。

土木は土と水との戦いと言っても過言ではありませんが、其から目を離さないで立ち向かえば、殆んどの事は解決します。

小さな出会いでしたが、工事部長さんが九州で活躍中されている話を聞いて、僕も家族に自慢が出来て鼻が高いです。


下手なブログで面白い内容はあまりありませんが、僕はこのブログにその時々の自分の心理や思った事を素直に書いているつもりです。

十年前から始めましたが、暫くは続けるつもりですので宜しくお願いします。m(_ _)m

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