日本の悪しき伝統は、役職が上に行けば行く程働かないという風潮で、以前に僕が所属していた日立・日産系の会社もそうでしたし、同じ系列の自動車会社も、昔は酷いもので有ったと週刊誌に書かれていました。
日本陸軍もそうでしたが、下の者に任せっきりにして、如何にも自分は最終責任を取る等と度量の広い上司面をしておきながら、結果はが悪い時は全て部下に責任を取らせて、自分は知らん顔をする輩が、悲しいかな日本は、そんな奴が出世する構図が横行しています。
つまり自分は何もやらないでおいて、結果が悪ければ自分は知らなかったの一言で済ませる能力に長けた輩が、最終的には残るのです。
そんな組織で働く人間は可哀想で、そうした組織はいつかは滅びる運命に有ります。
人間はミスを犯す動物ですから、実際に現場の最前線で動いていれば、必ずミスを犯すモノですが、組織のトップは、そうしたミスをいつでもカバー出来る能力を持っていなくてはなりませんが、現実は、言い訳を上手にする能力だけの人間の方が多いのです。
22・6事件然り、日本陸軍然り、僕が属した二つの組織然り、安倍晋三然り 等々、数えればキリがありません。
日本を取り戻すで始まった頃の安倍晋三は未だマシでしたが、アベノミクスが破綻しかけている現在は、単に長期に権力の座にしがみつく努力しかしていない様に見えます。
日本の株価は年金基金等でつり上げていますが、実際は企業業績はなかなか改善していませんから、年金基金を使い果たした後は、株価の暴落は目に見えています。
そうなった時、年金で暮らす老人は勿論ですが、社会で働く若者にも、そのツケが回って来ます。
大変な世の中になりますが、日本人はそうならないと政治に関心を示す国民は少ないままでしょう。
だいたい、芸能界に居た人間やスポーツばかりをしていた人間が、急にバッジを着けたと言って、どんな政治が出来るんでしょうか?
プロレスラーから政界に入った議員の元秘書が云うに、その議員は毎日女性と接していないと頭に血が上るので、相手の女性を探すのに苦労したとの事です。
その議員は政治をしていたのか、それとも性事をしていたのか分かりませんが、そんな人間を政治家に仕立て上げたのは、我々選挙民であるのです。