忘却への扉

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人のふり見てわがふり直せ

2017-07-27 | 共に

 【 豊田議員の暴力発言に驚き 】 八幡浜市 女性( 77・主婦 )

 ◇テレビや新聞で、自民党の豊田真由子衆院議員(のちに離党)の自身の秘書に対しての暴力・暴言が取り沙汰されている。私はその迫力のある言動に驚きと戸惑いを感じ、「人のふり見てわがふり直せ」という言葉を思い出した。
 ◇この世に完璧な人間なんて存在しない。たまに失敗したり失言したりするのが人間らしいと思う。豊田議員の秘書にしても、気をつけていてもミスをすることはあるだろう。秘書はそんなとき、自分のミスに責任を感じ、罵声を浴びる以上に反省し、議員から適切な注意、指導があれば尊敬の念を抱くこともあったと思われる。
 ◇豊田議員は東大を卒業し厚生省(当時)に入省、米ハーバード大にまで留学経験があるという。人はどんなに頭脳が明晰(めいせき)でも、常識があることの大切さを思う。雇用する側にしても学歴を尊重せず、大切なのは人間性でそれを見抜くことを第一に考えてもらいたい。私が常に頭の片隅に置いているのは、相手の立場になって考えるということである。]
                                    《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 思い上がりか、自惚れもはなはだしい自民党(前)の一員である豊田真由子議員。「記憶にありません」「メモはありません」「記録もありません」責任逃れの常とう手段も通じなかった。
 だが、休会中審議の発言にある言い逃れではなく、豊田議員秘書の様に録音するなりメモするなどしておいて、当然のこと、首相や、閣僚に官僚になるほどの才能がありながら、「記憶にない」には任命責任を問われる問題で、即刻罷免か辞任も絡む。
 「人の振り見て我が振り直せ」は母の口癖でもあった。人を批判はしないが言いたいことがあるとき、私たち子どもに注意したい時、直接的に言葉を発するのではなく、遠回しに気付かせる。あの言葉を聞くとつい反省を思い出す。