忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

誘惑されてる

2008-11-30 | 平和を
 もうすぐ正午ワンワンワンワワン大きな声で急に吠え始めた犬が、全速力で走って行くと上の方ですぐまた鳴き声が聞こえる。
 一緒に人声もするのはなぜ。瞬間にはなにが起こったのかもわからない。犬はしっかり繋いでいたはず。でもまず「犬が逃げた」捕まえてと頼んだ。
 すぐに逮捕できたようだ。リードは引き千切ったが人に危害も加えず、遠くに逃げなかったことにほっとする。
 数回お菓子をもらった人の臭いか声を覚えていて会いに行ったようだが、骨折り損のくたびれ儲け。そんなにいつも同じお菓子を持っているはずもない。
 昨日は車で来たのを見てリードを引っ張り吠えて、ねだったのに「ないよ」と言いながら通り過ぎて行った。今日は貰えるだろうと待っていたのか。
 以前、私たちとその人が車の内と外で話をしていた時、煎餅の欠片(かけら)をもらいよほど好みの味なのか病み付きになった。
 だがその人を見て興奮するとは度が過ぎる。「犬よお前もか」私たちと一緒の毎日の暮らしより、菓子の欠片が欲しいのか。選挙目当てで税金の欠片とばらまきの陰、政府与党の狙うその後を考える力が犬にあるなら‥。

消してしまって

2008-11-29 | 日々
 数日前に、娘から子供はトマトを食べていると短いメールがケータイに届いた。休憩時間に見て、その画像を開けようとして押し間違える。
 仕事用の手袋(軍手)をした指の太さを忘れていた。どこかに隠れているのだと思いたくて、ケータイのあちこちを探しやっと消去を認め諦めた。
 もう一度送ってとさいそくのメールを送るが、それも二度失敗して忙しい休憩時間は終わった。その後トマトを食べる孫の顔は見ないまま想像で済ませる。

指だこを見つけた

2008-11-28 | 追憶
 足の指に、たこができていることに気がついた。休むのは珍しいほど風呂に入って、毎回良く洗っているのに今まで知らずにいた。
 習慣になっている自分の体の洗い方は、感覚でタオルを動かしているだけ。洗う部分を丁寧に見るなど、傷でもあれば別だが普段は無視している。
 どうせ背中を洗っているのと同じような気分。足の指を一本一本洗うけど、じぃっと見ても面白くはない。 手の指には学生時代とその後しばらくペンだこがあった。勉強よりも落書きのために、よく鉛筆や万年筆など使っていた。やがて滅多に書かなくなり、いつの間にかたこは消えた。
 畳の暮らしで子供の頃から正座は慣れている。足の指だこはいつできてもおかしくない。だが多分あれだなと思えることがある。
 大人になって職場の同僚から信仰の追加を勧められ、教本など受け取り毎日一時間以上正座をして自己流で読んでいた。
 「神も仏もみな心」が私の信条。集会には参加せず教えも私が考える範囲内で、唯一身についたのが正座だった。
 それから正座が平気になった。宴会など正座が異形と見られる場所でも、他の人たちを真似できない。私の座りだこにも、小さな歴史がある。

頭が空っぽ

2008-11-27 | 平和を
 友人からの便りにマンガについて書かれていた。日本国のマンガ好きで漢字の読めないリーダーへの皮肉は、私も同感でこのブログにもある。
 私は大臣ではないが友人の文章を読んでみて、私のことを言われているようでちょっと頭に来そうになるマンガ好き。
 「マンガばかり読んでいると、頭が空っぽになって勉強ができなくなると、親からマンガを取り上げられた世代‥」とは友人。
 私は親からマンガについて注意されなかった。頭の空っぽさは否定しないが、それがマンガのせいにはしたくない。
 「普通なら、マンガは二十歳を過ぎれば卒業と‥」そう中学時代にマンガ友達の一人に「これからは勉強するから」と縁を切られた。青年になり本屋でマンガを買おうとして、店の主人に「マンガですよ。子供の読む本だけどいいの?」
 めげることなく、未だにマンガを愛読書の中に加えている。そのおかげで、29歳で特高警察に拷問虐殺された作家小林多喜二の、小説[蟹工船]と現代の人気の関連も確認できた。
 どこかの首相の麻生さんもマンガ好きを若者にアピールしたいのなら、国会議論の先送りや年内衆院解散も無しの暇な時間にマンガ[蟹工船]も読んで世の中見る目を広げれば。

たまには短く

2008-11-26 | 日々
 今夜も遅くなっての書き始めとなった。このような場合、予定の題名に合わせ文を考えるのは時間との競争になりかねない。
 文の文字数まで計算に入れてはいないつもりなのに、同じ程度で終るのが癖になったかのよう。文が長くても短くても、どちらでもよい。
 できれば毎日続けられる常態でありたいとは思う。手術等で書けない日もあった。時間は待ってくれず、その日が終ることもある。
 今まではそのほとんどを、書きためていた文で乗り切れた。それが最近はその日に書きたいことを書いている。
 以前から書きたいとメモした題名は数十あっても、何を感じたのかも忘れて時が経てば文にするのも難しい。
 せめて前の日に書き始めだけでもしていれば楽に進むのに、麻生首相を真似るのではないが先送り。幾つかでも思い付けば書き残すなど準備をしていればと思うのだが、かける余裕があるのに次ぎの日に回してしまう。まずは短めの文を目標にするか。と思いながら今夜も長めになってしまう。

危なかったあ

2008-11-25 | 日々
 日暮れの時間が早くなって、午後5時半を過ぎればもう暗い。おまけに今日は朝からの雨がやっと止んだばかりのようだ。
 と言うのは昼食休み後もずっと倉庫のライトの下で作業を続けていたから。家に帰るより先に犬との散歩は欠かせない。
 灯りは持っていないがいつもの道だ。帽子を被りゴム長靴も履いている。歩き始めて風が吹きだす。竹の林や石垣の上の高く被さった雑草から、溜まった雨粒が落ちて来る。
 風が次第に強くなり暗さに音はわかるが、また雨が降っているのかどうかの確認もしない。寒くはないので少々濡れても気にならない。
 竹林から道の上側と下側に杉や桧の生えた所に入る頃にはかなりの強風に、足元前方だけを見て進んでいた。犬はまた立ち止まり、私の横で道草遊び。
 バキッ!と頭の上で音がして、ドサッ!とすごい速さで何かが落ちた。長さ3mはある枯れ枝だった。頭を直撃しなかったのが不思議なくらい。
 前を歩く犬の道草数秒で助かった。私が横を向いた時間差の違いで、犬も私も死なずに済んだ。道の邪魔と片付けで抱え、その重さに危なかったと気がついた。その後も散歩を続けて帰るが、家族にも内緒。

バカじゃけん

2008-11-24 | 共に
 受付窓口に立ったのは私が数秒先、だが先に来ていたのは彼の方。どうしようかと瞬間迷って彼が用紙を出した。間違った行動ではない。
 彼が前の物陰から飛び出したのを見て、私は次だと直ぐにわかった。よく知っている人で、受付は短時間で終る。
 だが彼にはそこでどうしても言いたいことがあったのだ。その組織の集会での役員発言の確認と説明不足の抗議。
 私たちの他に誰も居ないのでよいが、笑い顔が見えなかったらただの怒鳴り声だ。急いでいるのでなおさら感じる。
 みんなが戸惑いかねない問題についての注意喚起の要求は納得できる。しかし少々興奮気味なのが、この後の運転や仕事は大丈夫かと気になる。
 言い終えたところで問題発言をした人を名指しではないが「…バカだから…」と追加した。「あんまり怒り過ぎないように‥‥」つい私も要らぬことを口にする。「怒ってるわけじゃないから」と笑顔で彼。「わかってる!」とだけ私。
 バカとの言葉は聞きたくないが、自分のためだけでなく人のためにも言うべきことを言えるのはうらやましくもある。

つくれない時間

2008-11-23 | 共に
 これが自分の時間と感じたいと思うことがある。若い頃には日々のほとんど全てに、自分を感じていた。新しい体験を通じて人々に出会った。
 私が大切にと思う、人間とか考え方がはっきりし始めたのもそのころからか。でも今になっても太く根を張り枝を拡げ緑の葉を繁らせての成長など続けてはいない。
 枯れもせず細くなんとか生きている。一人だけで自分を感じることはできない。他の人を通して自分を再確認したくなる。
 私であるはずの自分を見失いかけている不安に戸惑う。解決への方法はいまなら幾らでもあるとは思う。わかっていてもそれを選び実行する時間を作れないでいる。
 誰でも良いとはいかず知人に紹介を頼んでみたが、断りではないが無理なようなので諦めたつもりでいた。だが最近ちょっと変だ。
 人に声をかけることが多くなっている。拶程度だがやっぱり誰かと会えるのを諦めてはいない。短くてもいいので、できれば夜に話したい。のんびりできる時間でなくても、私自身を感じるための時間が欲しい。

残業でした

2008-11-22 | 日々
 この冬初めての残業でさっき帰って来た。と言っても家族全員で、車庫のとなりの倉庫での作業。予定外に遅くまで時間がかかった。
 いつもだと犬も参加するのだが、今夜は車の運転席。お昼にプチ家出をした間に、泥遊びを楽しんだようで自慢の毛皮が乾いていない。
 探すのに見つからず心配して仕事を中断し家の近くまで帰ってみると、車庫と倉庫の間から嬉しそうな姿を表す。
 車まで走って跳び乗り、甘えて顔を舐めてくれる。その時ひどい臭いと汚れに気付き、一緒に仕事に行くのは止めにして留守番を任せた。
 だから体を洗ってもらい倉庫に入るまで別々にいた。残業のおかげで、犬も家族のすぐそばで長い時間居れた。
 夕飯も家から息子が配達。作業の主役の職人はかみさんなので、コップにお茶、ご飯一杯の上におかずがちょこんと。熱いお湯で食べたカップ麺。
 品はカップ麺だが麻生首相のお値段400円はしていない。かみさんに聞くと100円以下の価格とは。でもけっこう味は美味しい。ブログに文を書く余裕はないが、たまには残業もよいものだ。

読み間違い

2008-11-21 | 平和を
 簡単などこにでも有りそうな名前なのに、なぜか間違われることが多い。公的な場所で振り仮名付きの書面を出していての、呼び間違いもある。
 でも手渡される用紙は、正しい名前になっている。はっきりした思い違い。慣れっこになり、必要な場合の他は訂正しない。
 間違いは誰にでもある。だがたとえ読み間違いや勘違いであっても日本の首相が誤読を繰り返すのは、小さな問題では済まない。
 今誤読に暴言をも繰り返せる麻生議員を総裁に選ばなければならなかった自民党。その彼を首相に選ぶしかない国会に暮らしを任せる国民がいる。
 週刊文春には「オバマは英語がうめぇ~な~」新聞TVではわからない 漢字だけじゃない!麻生太郎の「マンガ脳」 週刊新潮では、マンガばかり読んでいるからだ!「学習院の恥」とOBも見放した「おバカ首相」麻生太郎 と新聞広告に大きな文字。
 国民として見たくない言葉は社会面にも載る。首相゛失言癖″の本性!?「医師は社会的常識欠ける」知事会でポロリ 即陳謝 医師団体は反発 「しつけるべきは母親」主催勘違い? PTA大会で親批判
 麻生首相の言動は、誤読や失言も含め正直な姿だと思う。だから早い解散で国民に信を問うことが必要となる。