忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

笑顔になる錯覚

2012-06-30 | 追憶
 もうなれてもよいはずなのにまだ騙されている。『出かけるけど 行くんやったら早よ用意しなはいよ 時間ないぜ』 あと出発までに10分余。
 「行かん」とは返事した。 雨天で体調不良に朝からトゲのある言葉に傷ついている。でも1人家に居ても気が休まるはずもなく、帰れば倍になった言葉を聞かされるだけか‥。
 行くことに変更し黙ってさっさと準備した。指示は聞くはずと思われていたようで、何も言われず無事指定席の後部座席に乗車した。
 倉庫兼車庫内に自動車は駐車している。あっ! 自動車が浮きはじめて驚いてしまう。何年も前には『早よ帰って! 自動車が落ちる!! 早よ!』 あれは車庫前の道路をはみ出し下に落ちかけていたので、知人にレッカー車で吊り上げてもらった。あの時は見事に浮かんだ。
 停車中の自動車が自然に浮き上がるのは異常だと不安を感じる。少し浮いただけで安定し、自動車のエンジンもかかる。前面の電動シャッターがリモコンで上がって行く外の景色が見え始めるほんの数秒だけの錯覚だ。
 何度も体験するのにハンドルを握っていないためか未だに慣れずにいる。似たようことだけど、橋の上から川の流れを見ていたら橋が動いている気分になる。
 子供の頃には学校の帰り道で時々思い出したように眺めていた。船酔い気分にもやがて慣れ、浮かんだ橋を楽しみになる。大人になっては橋を歩く機会があれば欄干に手を置き川の風景を眺めるふりをする。そうして流れで橋が動き始めるのを待つのが好き。
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1ヵ月すれば

2012-06-29 | 共に
 配りものがあり行く手前で、その家の人に出会う。ちょうど農業用草刈り機を使って汗だくになりながら草刈りの最中だ。エンジン音も高く仕事の邪魔をするのもと、品だけ見せて家を指差し了解をもらう。
 猫が気になり見回すけれど外に居る様子はない。入り口にと歩く奥さんに声をかけ冊子を手渡し「猫は家ん中に居るが?」と尋ねてみた。
 『よお 知って 見よったが たいて家ん中に居るはずよ』 先月来た時は野良猫だけど毎日やって来る。餌は食べるのにまだ触らせず、暇つぶしをして帰ってくと聞いていた。
 「じゃあ やっぱり飼い始めたが?」 『違うぜ だけど猫も利口ぜな 餌もらいよるけん思うがが 2階に上がったら猫が居ったけん これお前は下に降りとけよ 言うたら ちゃんと降りるけんな』
 名前がまだないのと一緒の布団で寝てないだけで、事実上の飼い猫だろうと私は思う。前回の『野良猫』が今度は『ノラ』になっていたけど、これが本名になる可能性は高い。
 家のとうさんも草刈り機を担ぎ戻って来た。やはりこの家の土地ではなかった。草刈りに疲れてぐったり腰をおろす。繁った雑草を黙って刈るのを知ってはいてもお礼など言う地主ではないないだろうけどきれいにする。猫もこの家の人はいい人だと感じるのかも知れない。
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あたたかな涙

2012-06-28 | 共に
 【 99のなみだ・ 友 】 涙がこころを癒やす短編小説集 編著/リンダブックス編集部 企画・編集リンダパブリッシャーズ 発行所/泰文堂 2011年9月初版第1刷
 軽い小説が読みたくなり積ん読本から文庫本「なみだシリーズ」の1番上のにした。[ママの胸で おもいきり泣いたらいいよ 寂しかった夏休みを最高の思い出でいっぱいにしてくれた友達の優しさ。 母が電話口で小さくささやいた 「ありがとう」が胸に染みた夜。あたたかな涙が止まらない 珠玉の物語たち。 やさしい涙がこころにしみる12篇の短編小説集]
 シリーズの数冊は以前に読んでいるのだけれど間隔が開きすぎたのか、1作目の初めの部分で違和感があり少々戸惑う。でもそのうち気にならなくなりその夜読み終えた。
 翌晩からは何作品かずつを読み数日間で1冊読んだ。涙までは流れなかったが、感情移入したのはある。中学3年の孫娘にも数冊はプレゼントしているが、若い目で見た作品に関心がある。

◆巣立ちのエール/名取佐和子 ◆縁切り/金広賢介 ◆しあわせの絵日記/龍田力 ◆おかえり一万回/名取佐和子 ◆特急は停まったまま/十時直子 ◆相方/金広賢介 ◆送辞/谷口雅美 ◆三度目の初任給で/田中孝博 ◆明日に向かって/野坂律子 ◆泣き虫/谷口雅美 ◆父の残したもの/野坂律子 ◆泳げない魚/池田晴海
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輝きだした理由

2012-06-27 | 平和を
 【 憲法が教えてくれたこと 】 その女子高生の日々が輝きだした理由 著者/伊藤 真(いとう まこと) 発行所/幻冬舎ルネッサンス 私を縛るルールじゃなかったんだ!
 青春ストーリーでわかる憲法 高校駅伝の女子部員が憲法と出会い全国大会を目指す物語 「自由って何だろう?」という問いへの 自分なりの答が見つかります。
 学校の規則や地域の条例、生活保護、リストラ、えん罪、原発… じつは私たちの暮らしにはすべて憲法が関わっている!
 ●プライバシーよりも表現の自由が偉い!? ●リストラにあったらどうするの? ●罪を犯した人にも人権がある ●かつての選択~原発のある町で ●国旗・国歌は誰が決めた? (上記 表紙と帯より)
 こんなに憲法が身近に有ったと知り驚く本。国民の自由を奪い大戦争に暴走した悲惨な結末を反省し、旧帝国憲法の愚かさを繰り返させないために現日本国憲法は生まれた。
 私たちの生活を将来まで見守ってくれるのがこの憲法だとずっと思っている。世界に誇れる憲法の存在が日本の平和を支える力でもあると、非戦を子供の頃から願って来た。
 憲法と戦争と平和と人権に脱原発に関する本なども1つの私の根っこだと集めている。「日本国憲法」はプレゼントもした。
 この本は今年4月第1刷発行。この物語のように私たちみんなの日々が輝きだすために憲法はある。教えず誤魔化し実質改憲を重ね現在進行中の不安な社会にされた。
 米日軍事条約、爆発事故でも原発再稼動。民・自・公の談合合意と党利党略優先政治で消費税も増税に。暴走の歯止めの現憲法を護らない1番邪魔な勢力が次は改憲と決定済み。
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行く気になっても

2012-06-26 | 共に
 もう10回以上は聞かされていた。『たいがいに 散髪に行ったら なによいつまでも 汚い』 髪が多少は伸びているが、まだ邪魔にはならず毎晩よく洗のも欠かさない。
 昨夜までの雨で今朝は木々にもたくさんの雨露、体調のためには休んでいたい気分だけどどうせなら理髪店に行こうかと決めた。
 電話する前に「散髪に行こ思うがやけんど 3500円貸してくれん」と頼んでみた。すぐにもらった返事は『知らんぜ (小遣い)来月分をもらう思いなはんなよ』 私は言っても無駄と黙ったまま。
 それで理髪店は中止になり離れた部屋で9時過ぎまで毛布に包まり休息を取れた。これで今月は散髪に行けとの指示が出なければいいのだけれど。
 来月分からの小遣いがもらえないとしたら頭髪は伸ばすか坊主頭にする。自然に伸ばし続けても生え替わるので1mほどになるだけとか、まあ そんなに伸ばすつもりはなく昔のように自分で刈る。
 これも自腹を切っている定期の通院と薬代も取り止め、紙誌類は購読中止と前払い期限内に限る。本も予約分と準予約分だけになるが、その他を考える気持ちの余裕も今はない。
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たまには こうして

2012-06-25 | 共に
 暑い日中には庭の木陰で眠っていることが多い。私が帰っても気づかず、撫でるとビクッとして顔を上げてから尻尾を振るまでちょっと間がある。
 「お留守番 ありがとう」 さわってお互い落ち着けた。一緒に居てくれるかな、おやつを食べたいんだけど… 犬気持ちもわかっている。
 しばらくしてまた犬の前に戻って見ると前足がやけに短すぎでは?いや犬が正座をしてすまし顔。こんな座り方、家の犬がしてたかな。リラックス状態でよくする片足曲げは知ってたが、これもかわいい。
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しょっぱさを

2012-06-24 | 平和を
 自動車道のパーキングエリアに立ち寄ると拡張工事中で建物片側だけで特産品やみやげ物売り場も狭く少なかった。広い駐車場には大型バスなど多数停車していた。
 せっかく入ったのだからと、買うつもりではなく何か珍しいものはとガラスケースを見ていたら『出るぜ!』の声で出口に急ぐ。
 外の自動車を見たところで『塩サイダー飲んでみん?』 でまた店内に戻る。200㏄ビン入り240円もちょっと高い。好きずきだけど私としては昔風のサイダーかラムネがいい。
 えひめ限定 ちょっとしょっぱい[塩]サイダー 伯方島の塩を使用しております。◆伯方島の塩◆「塩の島として知られ、昔から製塩業の盛んな伯方島。輸入の天日塩を瀬戸内の海水で溶かし再結晶させたお塩です。
 『飲まんと わからんやろ』 でも言う本人は炭酸嫌いで飲むのは私とわかっている。それでも後部座席で受け取り2番目にゴックン。なるほど飲めばわかる味、砂糖の甘味に僅かの塩で濃く感じちびちび飲んだ。サイダーとは別の飲料と思えば、走ればこその新しい経験。

 だが愛媛と瀬戸内からは別のこともイメージする。原発再稼働の2番手を目指すプルサーマル運転原発もふくめ四電伊方原発は、すべて瀬戸内海側にある。フクシマのような事故でも起きれば大気汚染はもちろんだが、四国だけでなく九州・中国・関西で囲こまれた瀬戸内海の海洋汚染の危険度は強い。
 また「海に流失した原発汚染水は、海水で薄まるので健康には安心です」との説明を聞かされるのだろうか。四国から大分へと長く伸びた佐田岬半島の中間に位置する。場所的にも伊方原発は大きな数々の危険な問題を隠していそうだ。
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入んなはんなや

2012-06-23 | 共に
 応接間に使うため増築した部屋のはずが、広く利用したのは初めの頃に数回だけだった。人に来てもらうのが好きでないのなら、なぜ増築までする気になったのかは知らない。
 その後片面の壁全体に本棚を置き、2階で重量が心配になっていた本を移動した。それから本棚と本が増え続け大部分を本が占有するのは現在も進行中。
 応接間は実質本の部屋になった。たまにわが家訪問の予定が入るとすぐ部屋をきれいにと指示される。すべてを整理することはできず、利用する人数分の広さに済ませる。
 テレビ離れと無意味な口論を避けようと、居間より本の部屋で1人の時間を増やした。言う相手が居なくても苛立つようで、「あそこは とうさん1人の部屋やないがやけんな」と言われていた。
 それが最近昼間は、時には夜も、蛍光灯の電気スタンドを「もったいない 無駄やろ!消しときなはい!」 パソコンに携帯電話の使用禁止予告もあり、実力行使が不安。
 とうとう昨夜「こん中で 長いこと何することあるがよ!もう入んなはんなや!!」 それだけでは済まず、おかげで昨夜は睡眠薬も役に立たなかった。
 今日は時々雨の天気に騙され二度寝で失敗、仕事も少しはできた。頭を使わず気分転換にマンガでもとは思ったが、久しぶりに短編小説を1作読んだ。
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トホホな感じ

2012-06-22 | 共に
 [最近 子供の友だちにいじめられるメル。 隠れ場所まで見つけられ 蒸し暑いし 自分ちなのに寛げないという 悲しい状況。夏は暑いしトホホな感じ。] とのコメント、よその子供にいじめさせるって驚き!
 よく顔を合わせてるはずの私たちが行っても、ミャア~と挨拶はしてくれるけど、あとは警戒し近づいて来るのはなかなか時間がかかる。触ろうとすれば素早く逃げる。
 1日2日と泊まっても私など帰る間際になって、社交辞令的に撫でさせてもらう程度で抱っこしたのはいつだったかさえ忘れた。
 私たちが居なくなれば緊張感がとけるのか、家中を走り回って爆睡とか。言わせてもらえば私の方が毎回メルと仲良くなりたくて気をつかっているのに猫の性格だろうか。
 わが家の犬は私が親しく話していれば、会う回数は違ってもほとんどの人を認めてくれる。初めての人でも尻尾を振り一緒に遊ぼうとねだりもする。

 できれば少しはメルも犬の真似をしてみろ。メルもトホホかも知れないが、おじいちゃんの方がもっとトホホの毎日なんだぞ。 … こんなの自慢にゃならないか、でも早く仲良くなりたいニャ~とは思ってる。
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なにがほんとう

2012-06-21 | 平和を
 東京電力フクシマ原発事故を政府・原発村はもう遠い過去の事件とするのか。夏場1時期の電力不足を理由に国内原発再稼動の第1番目に関西電力大飯原発を認めた。
 第2番目はぜひ四国電力の伊方原発をとの期待を秘めた発言が地元愛媛県知事に続き、伊方町長からも出ている。だがこれらが県民の要望とはとても思えない。
 [政府は閣議決定した2012年版科学技術白書で、震災や原発事故のリスクに対応できず、国民に科学的知見を適切に提供できなかった科学者への国民の信頼が大きく低下し、原発の安全性など科学技術に対する不安感が高まった]としている。
 フクシマ[原発事故直後、米国エネルギー省が米軍機で測定した原発周辺の放射線分布図を米国側から提供されたにもかかわらず、日本政府はこの地図を公表せず住民の避難に生かしていなかった]  それを今月19日に関係閣僚らが謝罪や反省に言い逃れをした。事故後同様な隠し事や後出しが多すぎて、原発事故の責任がある東電や政府と原発ムラが一体となった今後を見据えた意図的な戦略をうかがわせる。
 おおい町や伊方町だけが原発の地元ではなく事故が起きれば、広範囲に危険が及ぶとフクシマ人災事故から学習したはず。まだ市民の生命の安全性よりも原発依存が重要なのか。
 再稼動を急ぐ伊方原発も事故のさい他よりはるかに危険なプルサーマル導入炉で、燃料の今後や核廃棄物処理など課題山積の見切り発車の原発。1次ストレステスト合格も、またどうせ身内同士で結果は出ていた例のやらせかと信じ難い。
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