忘却への扉

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危ないバック運転

2009-08-09 | 平和を
 次の政権が意図する二大政党主導型の日本の政治と言えば聞こえはよいが、歴史的や形式的にもとにかく民主主義が根付いている欧米等に比べ、日本には危険を感じる。
 極論だといいのだが、過去の反省を無視するのは治らない。現代の歴史教科書に大東亜戦争(太平洋戦争)は植民地国の独立を助けたと、正義の戦争だと諸外国への侵略さえ正当化しようとする。
 侵略を美化する教育、出版物、電波も使い、世論操作に力を入れる。真実を嘘と誤魔化す無理があるが、真実を知っている人たちの高齢化と減少が、嘘を救うと屁理屈に利用している。
 選挙制度も市民の選択の自由を奪う矮小化する狙いがありそう。地方区の小選挙区制に全国区の比例代表制での議員数の大幅削減。それはまさに民意の削減・切り捨てそのものでもある。危険な過去への後退か。
 道州制もその1つ。官僚政治の上下関係、今の仕組みでさえ地方分権は言葉だけ。本物の民主主義と地方分権が根付いてのちに検討すべきこと。金と力を集中的に持つ支配者側の権力が、優遇される差別社会が進歩するだけ。
 選挙制度なども自分たちの都合の良い法律を作れる議員たち。その議員を選ぶ権利と義務を有権者は持っているのを軽く考えないで欲しい。私たち有権者は個人の一票だけではないとの思いも必要だ。私たちの暮らしと国の将来を良くするのも駄目にするのも 私の一票。有意義に投じてこそ生かされる。