忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

元の仲間と

2006-01-18 | 平和を
 古い仲間たちとの新年会に出かけた話を知人から聞いた。気の合う昔の同僚たちと、年を経ても親睦を交わすことが続いているのだ。
 最高齢者は八十ン歳ながら社会情勢の判断力など衰えるどころか、亀の甲より年の功。本物の政治屋議員さん顔負けの国民派の話もあったようだ。
 侵略戦争の出兵に加わった身としては、会話にも一味違った的確さを備え持っている。お互い歳を重ね年齢差をさほど気にすることもない本音の話。
 なぜ自衛隊はアメリカの手伝いにイラクまで行き、未だに帰ってこないのか。豪雪での大きな被害は死者も増えている。国を護るとはどの国を護ること。自国の国民を救う気持ちが少なすぎないか。
 雪に埋もれた住宅で暮すお年寄りをニュースに見ても、不安を抱えた生活に自分たちの今後がそうならない保障はないのもわかっている。どうして日本はこんな国になってしまったのか?金持ち以外の老人を見捨てるのかと。
 楽しかったという集まりだ。感じのよくない会話にはならないだろうが、話の中身は現実を無視しない。いい生き方している仲間の出会いができる人たちを、羨ましく思う。