豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

我国の日本の木造住宅の思想を伝承しよう…北斗市

2016-09-25 17:01:31 | ファース本部

最初は、薄茶の木肌だったケヤキの柱が、年月を経るごとにその色を濃くして行きます。
写真のケヤキもしだいに濃い茶色から黒色へと変わり、真っ黒から深黒色へと変化します。
その変わり行く木肌を眺めながら住む人は家と一緒に齢を重ねて行ったのでしょう。

昔の人は風流で情緒性が豊かであったと思われます。
まさに演舞しているような杉の木の文様が。
檜の艶木肌の美しさ、松の白色木肌の気品ある艶など。
この自然の木の目や木の肌、木の表情を楽しむのが、日本の家の特徴でした。

まさに木材の板目と柾目、木裏と木表を見分けながら墨を付け、ノミやノコを入れるこだわりの家づくりなのです。
しかし、この日本古来の技術、技能である匠の技を発揮する機会がとても少なくなりました。

時代は変わり、家に求めるものが変わりつつあります。
既に完全に変わってしまったと言うべきでしょうか。
欧米文化が到来して家には合理的な機能が求められます。
それが、現在の生活スタイルにフィットするようになりました。

そして木柱を両側から壁材で挟み込む大壁方式が一般的になりました。
愉しみ方が、カラフルな内装材、照明器具、家具調度品などに変わったのでしょう。
しかし家づくりにおける日本の固有の伝統文化的な思想は、何処かに生かすべきです。
例え高気密・高断熱住宅であっても木材の特性を生かす事は可能なのです。

今日は純真無垢な木材でファース施工が可能かの質問があり、出社して回答しました。
ファース工法では、まさに木材の持ち味や特性を活かした家づくりを行っております。

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