みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

私の愛をささげましょう

2017年06月22日 | 雅歌

雅歌 7章

 暑さが続きます。きょうの予想最高気温は34度とあります。さて、どんな一日になることやら…。

 7章から8章4節までは、夫と妻とが相手をたたえ合っているので、「愛の二重唱」と呼ばれているのだそうです。これらのほめ歌はメロディがついていたことでしょう。オリジナルを聴いてみたいと思いました。

 夫の妻の美しさをたたえることばは尽きることがないようです。今の私たちが読むと、ちょっとユーモラスに思えるようなたとえ方も、二人にとっては充分に愛を確認し合える美しいことばなのでしょう。これらのことばも、昔のことばで言えば「壊れたレコード盤」のように同じ台詞を何度も繰り返すのではなくて、相手の美しさを日々再発見していくのだというのが伝わってくるほどです。

 「みことばの光」は、夫が妻をたたえる「ああ、慰めに満ちた愛よ」ということばは、姿形をほめるだけでなく、夫が妻の人格を賞賛することばだと説いています。そのようにほめられた妻は、夫に「私の愛をささげましょう」、「これはあなたのために蓄えたものです」などと返します。

 このブログでは、雅歌を「自然に読む」、つまり男と女の間の愛の物語として読んできていますが、「私の愛をあなたにささげましょう」というのは、キリストの花嫁とたとえられるクリスチャンが花婿イエスに告白する愛のことばとでもありたいと願うのです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。