ヨハネの黙示録 19章1−10節
繁華街にある駅のコンコースでは、いろいろなパフォーマンスを見ることができます。昨日は管楽器やギターによるクリスマスキャロルの演奏、マリヤと幼子イエスのチョークアート、それから日本語教会に礼拝場所を貸してくださっている教会による「コンコース伝道」と多彩でした。この時期、一人でも多くの方がクリスマスの主にお会いできるようにと、祈りました。
この箇所は、神への賛美が聞こえてくるようです。しかもそれは、大きな声で響き渡るように聞こえます。「大群衆の声のようなもの」による呼びかけに応えて、「二十四人の長老たちと四つの生き物」は「アーメン。ハレルヤ」と神を礼拝します。「御座からの声」も神を賛美せよと呼びかけ、「大群衆の声のような、大水のような、激しい雷鳴のようなもの」が神を賛美します。
そして、神の勝利は子羊の婚礼だとされています。花嫁がまとうのは亜麻布。それは「聖徒たちの正しい行い」を指しているのです。
10節の「いけません」とのことばに目が留まります。直訳は「見よ。やめよ」と強い調子。礼拝すべきは神おおひとりであることを確認させられる一言です。ここには、神を、神おひとりを賛美せよとの声が響き渡っているのです。その呼びかけは私にも……。