裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

卓球界のリアルアクター

2019-01-25 23:51:29 | 選手
意外とネタが滞留気味なので,今回もまた性懲りもなく人物紹介w

今日紹介するのは福場俊策

これまた誰やねんと思うかも知れんが

1985年の七夕,縁結びの地・島根に生まれた日ペン使いの貴重な若手株の一人。

名門・上宮高校を経て福岡大学に進み,全九州選手権で優勝した経験の持ち主でもある。

大学院に進んだ後,一時期助教としての勤務を経て,2012年より芸能活動を開始している。


以前紹介した下川裕平選手との日ペン対決。

投げ上げサービスから厳しいコースへの3球目ドライブに,ペンホルダーらしい軽快なフットワークも垣間見える。

ドライブのスイングは時折往年の馬琳を彷彿とさせるような,オーバーな縦振りになるのも特徴だ。

中陣でのしのぎはショートを応用したような風情も

俳優と日ペン使いと言う全く違う肩書を持つことだけでもビックリするのだが,何よりもすごいのはあの綾瀬はるか主演の八重の桜や水谷豊の相棒にも出ていると言うこと

卓球と役者,二足のわらじでも一定の結果を残せた,ある意味レアケースな存在だった。

では,また

平成ペンドラのきら星

2019-01-24 23:59:56 | 選手
全日本選手権での水谷隼復活の興奮が冷めやらぬ中,天邪鬼にペンのすごいヤツらを引き続きご紹介w

今回紹介するのは下川裕平

大分の名門・明豊高校を経て専修大学,日本リーグでは東信電気に属して活躍した,平成世代のペンホルダーの数少ない存在である。

現在ではワールドラバーマーケットで道具や技術を紹介等,卓球そのものの普及に力を入れている。


過去のプレーのダイジェスト。

180㎝近い身体と独特の下がったラケットヘッドから繰り出されるドライブの伸びは,また格別なものがある

フットワークもあり,台から下げられて弱点のバックサイドを攻められても,力づくで盛り返すことを可能としている。

この辺りは同じペンドラの大御所・金擇洙にも通じている。

シェーク一辺倒の今の時代において,国内でこのようなプレーが見れるのは幸いだ。

同じ日本のペンドラとして,ますますの活躍を願うばかりである。

では,また

2年連続の……

2019-01-06 23:31:36 | 試合
最近知った事なのだが,ちょっと遡って去年のある大会の事について1つ。

12月2~9日にオーストラリアのビクトリア州ベンディゴで行われた世界ジュニア大会で,だいぶ前に触れた徐海東だが,何と男子シングルスで優勝したとの事

今日はその決勝の試合を見ていきたいと思う。


相手は我らが日本代表の一員・宇田幸矢

第1ゲームは徐リードで進んだ後,宇田が一度ゲームポイントを掴みかけたが,接戦の末徐がもぎ取る。

続く第2ゲームも勢いのままに連取した。

第3ゲームは前半から完全に宇田のペースで一気に10-4とし,このまま一気に決めるかと思いきや,途中から徐ににじり寄られつつも最後は何とか取り戻す事に成功。

第4ゲームは中盤で打撃戦も時折見られたものの,徐は持ち前のサービス力でゲームを取る。

そして迎えた第5ゲーム,勢いをキープした徐が11-8で締めくくり,栄冠を掴んだ。

前回はモアガードに準々決勝で破られているだけに,今大会での優勝は喜びもひとしおのはず

これで前回の薛飛に続き,ペンホルダーとしては2年連続2人目のチャンピオンの誕生となった

まあ,負けた宇田もこの時の経験を糧に,さらに強くなってほしいものだが

では,また

裏面使い 期待の新星 Part3

2019-01-01 23:52:37 | 選手
新年あけましておめでとうございます

2019年,年をまたいでの選手紹介となりますw

今回紹介するのは,穆静毓

かなり難しい感じだが,英語だとMu Jingyuと書くようだ

以前紹介した張薔孫晨と並んで,若手純正女子ペンホルダーの数少ない存在の1人である。

戦型はドライブ型で,他のシェークと同様前陣を中心に戦うのが得意だ。


劉詩雯戦より。

回転量を重視しているためか,テイクバックの段階でかなり手首を曲げているのが特徴だ。

このあたりは差し詰め女版薛飛とでも言えようか。

世界ランクは152位と目立ってこそいないが,まだまだ未完の19歳,これから東京オリンピック前後にむかってどれだけ化けられるかが楽しみだ

平成も終わりから新しい時代へ,これからもネタを提供していきますので,今年も1年よろしくお願いしますm(_ _)m

では,また