裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

The killer god of triumph

2019-09-17 23:59:16 | 選手
一時期の厳しい暑さが過ぎ去ったのは良いが,また更新をすっぽかしてしまった

気力があるうちに,それまでのこだわりを捨ててでも続けよう

今回紹介するのは陳杞

1984年4月15日,江蘇省出身の35歳で左シェークドライブ型で,荒々しくもスケールの大きいラリーを繰り広げるのが特徴だ。

持ち前のパワーで相手を圧倒するその姿から,中国国内では殺神という愛称が定着しているほどでもある。

国際舞台には2003年頃から登場し,当時の卓球誌でも「末恐ろしい」との声が大きかった。


2007年世界選手権より。

シングルスでももちろん活躍していてはいたが,特にダブルスで強さを発揮することが多い。

2003年のプロツアー・グランドファイナル優勝を皮切りに,翌年のアテネオリンピック,少し遅れて2007年と2009年に世界選手権,いずれもダブルスでタイトルを取っている。

この試合でもそうだが,特に終盤で好調ともなると,打点とか関係なくフルスイングしている。

ただ,調子がいい時は良いのだが,雑になってしまうと崩れて行ってしまうのが玉に瑕。

現在では故郷・江蘇省のチームのコーチを務めているという。

では,また

Beauty @ 備前

2019-09-11 15:23:40 | 選手
残暑の厳しさには流石に敵わず,しばし放置してしまっていたorz

また気合を入れ直して,選手紹介をしてみる

今回紹介するのは,中島慶子

平成10年代当時の高校生としては珍しいペン表ソフト速攻型で,岡山が誇る名門・就実高校のOGである。


2006年インターハイ,女子ダブルス決勝より。

パートナーとなっているシェークの人物は,こののちシングルスで奇跡を起こす宇土弘恵

リストをちょっとオーバーに曲げたグリップで,切れのある速攻を繰り広げるのが特徴。

一見やりにくそうに見えるが,この試合を見ても分かるように,時折台上技術で絶妙なコース取りを披露することも。

インターハイにおいては団体戦・個人戦ともにダブルスで起用されることが多かったようで,入学直後の2004年インターハイでは早くも決勝(個人戦)に進出し,2位と言う実績を得ている。

高校卒業後は関東の名門の1つ・中央大学を経て,現在は広島日野自動車に属して活躍しているらしい。

では,また

俊足の元

2019-08-28 23:19:32 | 選手
同じネタが連続して続く用で申し訳ないが,ふとネットを見ていてこれはと思ったので,忘れないうちに紹介しておく


それがこちらの人物。

今回紹介する斎藤元

秋田の名門校の1つ・秋田商業高校にかつて在籍していた,日ペン使いの貴重の若手の一人である。

色々ネットで調べて見ると,卓球王国webのあるページで2017年1月現在で高校3年生との事なので,恐らくは1998年生まれと推測される。

卓球を始めた当初はシェークだったと言うが,ショートのやりやすさに気づいて以降,ペンとなって現在に至っている。

鉄壁のブロックで粘ってからドライブにつなげると言うスタイルは,かつての蒋澎龍を彷彿とさせる。

フォアハンドはドライブもミート打ちも両方やってのける上手さが際立つ

ちなみに現在は秋田市役所に属し,今でもプレーしていると言う。

秋田と言えばその昔,日本卓球協会の理事長でもある木村興治を輩出したこともある由緒ある場所。

古の弾丸ドライブに負けないぐらいの勢いで,どんどん暴れてほしいものだ。

ソースはこちら

では,また

A little grace for future

2019-08-25 18:49:59 | 選手
日中と夜中との気温差による鈴虫の鳴き声に戸惑いつつ,パソコンに向かう今日この頃

体力が残っているうちに今回も引き続き選手紹介

今回紹介するのは宋恵佳

1995年7月10日,東京出身の24歳で,日本リーグ1部に位置する中国電力で活躍している。


世界卓球2016女子選考会より,山本玲との一戦。

中ペン特有の深めのグリップで,投げ上げサービスを主体に前陣でのドライブ速攻を得意としている。

打点の早い裏面の連続攻撃は,シェーク相手にも引けを取らない。

持ち前の速攻を駆使し,学生時代には名門・青森山田高校在籍時にはインターハイのダブルス,その後全日本ジュニア選手権でもシングルスベスト4に進出するなど,安定した成績を残している。

選手としてのキャリアは6歳の頃からだが,その当時喘息持ちだったことが競技を始めるきっかけになったのだそう。


自らの前半生を語る様子。

そう言えば学生時代にも,後輩で喘息持ちでありながらインターハイの県代表を経験した子がおったな~……。

では,また

実業団のニューフェイス

2019-08-20 23:56:23 | 選手
夕立で少し暑さがましになってきた今のうちに,せっせと更新してみる

今回紹介するのは温馨

シェーク全盛の今の時代にあって,ペンホルダーで奮闘し続ける貴重な若手の1人である。


2017東京卓球選手権女子シングルス決勝より,安藤みなみとの一戦。

小柄で丸みを帯びた体型から繰り出される裏面ドライブは,男にも負けないぐらいに回転量が豊富

台上の甘いボールに対しても,しっかりした踏み込みで狙い撃ちにする思い切りの良さも見て取れる。

レシーブは表面でのストップから裏面のフリックと,臨機応変に使い分けるのが特徴だ。

男勝りなそのプレースタイルで,日体大在籍時には大学生の選抜大会でシングルス優勝の実績を持つ

最近ではエクセディというチームに属し,エースとして活躍しているという。

持ち前のパワーを武器に,今後も大暴れしてもらいたいものだ

では,また