裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

摂津のニュースター

2020-06-29 23:49:00 | 選手
今日は久々に選手紹介。

今回紹介するのは,増田隆介

1997年6月6日生まれの23歳で,中国式ペンドライブ型のドライブマンである。。


実際のプレーの動画。

前陣での打点の早い裏面ドライブに加え,安定感のあるフォアハンドドライブが特徴的

選手としてのキャリアは2015年にインターハイ代表となり,後に関西大学に進んで関西学生リーグで活躍した後,現在に至っている。

大阪にある吹田卓球センターの講師との事だが,公式ホームページには現在何故かプロフィールがなかった

卓球ナビという総合サイトにはまだ名前があるのだが,実際のところはどうなのだろうか。

いずれにせよ,ペンで裏面を振りたい方は,ぜひ指導を仰いでみるといいだろう

では,また

片面ペン対決 Playback

2020-06-25 23:57:16 | 試合
今日は少し気分を変えて,ネットで見つけた試合の動画を

今年はオリンピックが開かれるはずだったので,その関連で元日本代表選手の試合を簡単に見て行こうと思う。

今回紹介するカードは吉田海偉偉関晴光

このカードを聞くとファンの方なら2004年度全日本選手権を思い出すと思うのだが,実はそれ以前に2人は対戦したことがあったことが最近になって分かったので,その時の模様を以下に紹介しておく。


お互いが着ているユニフォームからして恐らく2002年か2003年頃のスーパーサーキットにて。

1ゲーム目はお互い探り合うような展開から偉関が先取,2ゲーム目から徐々にラリーが激しくなりだして吉田が取った。

3ゲーム目がこれまた長く,偉関リードに対して吉田が執念で食らいつき,19-17にまでもつれ込むほどの接戦に

このまま勢いを維持したい吉田だが,4ゲーム目は偉関にペースを掴まれて落としてしまう。

これで更に気持ちに火がついたのか,5ゲーム目はほぼ一方的な展開であっさりと取り返す。

しかし,この状況をベテラン偉関が黙って見ているはずもなく,吉田のミスを誘って6ゲーム目を取り返し,勝負は最終ゲームへ。

初っ端から激しい打ち合いに持って行き,リードを奪っていく吉田。

しかし,マッチポイントを握ったところで偉関がベテランらしく持ち前のサーブ力で追いつき,ジュースへともつれ込む。

最後はパワーヒッターらしい強気の攻めと粘り強さで,手に汗握るような接戦を切り抜けて試合は幕を閉じたのだった。

自分自身は全日本で戦った時の試合もテレビで見ていたので覚えているが,その時の吉田の怒涛な試合運びとはまた違う,見ごたえのある試合だったと思う。

たとえ同じ片面ペン同士でも,お互いの技術・体力レベルの高さと戦型の違いでここまで内容の濃い試合が出来るのは本当にすごいと思う

もっとこういう試合をトップクラスで国内で見たいものだが……。

では,また