フランスのワンダーボーイ

相変わらずネタが少なく,またもや選手紹介に走らざるを得ず

しかし今回はかなりビックリするような内容なので,是非お付き合い願いたい。

今回紹介するのはFelix Lebrun

フランスの選手だが,正確な発音の日本語訳がないので,ここでは｢フェリックス・ルブラン｣とでも表記しておこうか。

生年月日は2006年9月12日生まれと,多分今まで紹介してきた中では過去最年少

しかも驚くべきことはこれだけではない。

何とこの少年,この世代のヨーロッパ選手としては激レアなペンドライブ型なのだ


2018年にフランス国内で行われた試合での様子。

年齢区分でいうとカデットで,まだ体が小さいだけにバックの弱いペンをするのには勇気がいるはずだが,それでもこの試合を見る限り,特に不自由なく使いこなせている方だと思う。

裏面ドライブもしっかり振り抜いているし,フリックも使えている。

ただ,これから体が大きくなっていくのは目に見えているので,成長に合わせて筋トレをしたりするなどして,ペン本来の獰猛さを形成すれば,将来の世界選手権でのランク入りも夢ではないはず

これは大化けしてほしいものだ}

ちなみに本人の詳しいプロフィールはこちらから。

では,また

令和のペンドラガール

全日本選手権の試合を紹介したかったのだが,最後の部分だけ見れずにやる気をなくしたので,今回は気を取り直して選手紹介

今日紹介するのは下山秋帆

シェーク全盛の今にあって,令和の時代に出て来た数少ないペンドラの1人

サウスポーから打点の早い前陣ドライブ型で,裏面も自由自在に操るのが得意


実際のプレー動画。

持ち前のテンポのいい攻撃で,相手を翻弄しまくっている。

女子特有のスムーズさは,時折見ていて気持ちいい

ちなみに彼女は将来指導者になるのが夢だそうで,その目標を叶えるためにそれまで在籍していた大学から違う大学に編入したのだとか。

当然夢は頑張ってかなえてほしいし,将来はペンホルダーの選手をたくさん育てて行ってほしいと思う

では,また

変則の子

あけましておめでとうございます

新年一発目で恐縮ではあるが,早速選手紹介に。

今回紹介するのは遊澤亮

左シェークでバックには表ソフトを使用し,普通であればしっかり振り切るようなところをあえて途中で止めるような,独特のフォームを軸とした前陣攻守が持ち味であった。

上宮高校在籍時はインターハイで優勝し,名門・明治大学在籍時にも関東学生リーグで32勝0敗とバリバリに成績がいい


2004年世界卓球,世界チャンピオンの王励勤との一戦。

当時現役バリバリの世界チャンピオンに対しても臆することなく,持ち前の硬いブロックでそう簡単には抜かれないまいと確実に立ちふさがり,1ゲーム目を先取するほどの活躍を見せた。

かつて同じ日本代表だった松下浩二の証言によると,アトランタオリンピックの合宿時に動体視力を検査したところ,チームの中では断トツでナンバー1になったのだとか。

そら球もよく見えるし,手堅い試合が出来るわけだわ

では,また