ペンドラ@全中2018

今日で8月最後と言うことで,夏の全国大会に関して個人的に耳寄りな情報があるので,その事について

8月22日から25日にかけて広島で行われた第49回全国中学校卓球大会。

その男子シングルスの試合をYouTubeで何気なく見ていたら,ある選手が出ているのを発見した。

その名は前出陸杜

東観中学校からの代表で,何とこの世代では少数派のペンドラ


その試合がこちら。

相手は強豪・明豊の田原翔太

相手の容赦ないドライブに対して,何とか必死に食らいつこうとしているが,攻撃力においてはやはり相手の方が上手か

レシーブは裏面での台上ドライブも普通にそつなくこなす

ただ,ペンにしてはちょっと消極的な感じがしなくもないので,攻撃力のさらなる向上が望まれるところだ。

ちなみにこの試合はベスト8決定戦なので,全日本選手権や世界卓球で言えば一応のランク入りは果たしたことになる。

高校に進学してから,更に獰猛になって大成することを期待したい

では,また

ペンドラ美濃守

前回に引き続き,畳みかけるように選手紹介

今回紹介するのは岡野康幸

全日本マスターズ選手権選手権で最近その名をとどろかせており,歴代チャンピオンの1人。

コートを所狭しと動き回る,古き良きスタイルを今に受け継ぐ貴重なの存在である。



回転量の多そうなフォアハンドドライブに加え,ちょっと変則気味なバックハンドもまた相手の意表を突く。

ただ,この動画では球に裏面を振っているようにも見える。

最近になって裏面を習得したのだろうか。



普段は日本式ペンなのだが,この動画では何故か中ペンを使っている。

いずれにせよ,ペンドラはやはり動き回ってぐいぐい攻める事が大切と,暗に今の我々に示しているようだ。

では,また

北の大地の激強女子ペン表

再び暑さが戻ってきた段階で,ネタ切れ防止のための選手紹介へ


今回紹介するのはこちら。

駒大苫小牧出身の肩書を持つのこの選手。

まずサービスはバックの裏ソフトで出し,その後反転してから攻撃するという,李富栄を意識したようなスタイル。

そのコースや変化は分かりづらく,一度甘いボールが来ればスマッシュが待っている。

裏面の技術もまた格別で,ドライブしたり強打したりと多彩で,ミスが少ない。

全体的に動きが本当に軽やかで,攻撃することを楽しんでいる風情すら感じられる

オリンピックイヤーも近く,シェーク全盛の今の時代に,また面白い選手が出て来たもんだ

彼女が近い将来日本代表になってくれればと,密かに期待している

では,また

レジェンド@ラスベガス Part2

前回に引き続き,また世界ベテランネタになってしまうのだが……

今度は50代の部にまた大物が出ていると知ったので,その事を少し。

その人物とはズバリ,パーソン


50代の部シングルス決勝の様子。

相手はドイツのポドピンカ。

名前は聞いたことはあるのだが,実際のプレーを見るのは今回が初めて

現役当時のように前陣のバックドライブの応酬を繰り広げる両者

しかし途中からパーソンがサービスの立ち位置を換えたり,逆にポドピンカが巻き込み式のサービスを使ったりと,両者とも最近の若手たちを意識したような動きを取り入れている。

時折繰り出されるポドピンカの打点の速いスマッシュもまた,今の時代のプレーを考えると新鮮にすら見える。

ただ,残念ながらこの試合ではあのコブラの異名を持つ,飛びついてからのスマッシュは見られなかったが

それにしてもこのパーソン,本当に若々しく見える


全盛期のダイジェストはこちら。

自分自身もかつて,クラブチームでの練習や試合で飛びついてからの裏面を放っていた時期が懐かしい……。

では,また

レジェンド@ラスベガス

灼熱地獄から一転,過ごしやすい時期がやってきたので,勢いでまた耳寄りなニュースを

以前陳衛星選手が来日した事を書いたかと思うが,そんな彼が何と,ある大会でプレーしているのをYouTubeで知ったのである。


それがこちら。

ネバダ州ラスベガスで行われている世界ベテラン選手権男子シングルス45歳以上の部決勝戦。

相手は元ドイツ代表のロスコフだ

中盤までは普通に試合をしているのだが,陳衛星が場外ロビングを披露して以降,ウケ狙いに走り出す。

3ゲーム目に至っては陳衛星の方からブーメランスネイクを披露したり,カットしてからの1回転を決めるなど,徐々にチョケ気味にw

もう最後らへんにはフォアカットを反転せずにやったりするという

どちらが勝利したのかは,動画を見て確かめていただきたい。

ちなみに陳衛星は46歳,一方のロスコフは49歳。

2人とも歳とったな……。

では,また