INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

趣に赴く(56)

2013年06月08日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
遠賀郡岡垣町の「海老津」バス停。

  
「JR海老津駅」バス停とは別に存在する、旧国道3号沿いのバスターミナルであり、「福島(八女)」「今宿」「直方」「甘木」などとともに、
“都市の規模と交通拠点の数の関係”
“時代の流れと公共交通の位置付けの変化”
などを考えさせられる場所。

バスターミナル…とはいうものの、ここを起点として運行する路線がなくなって久しく

  
現在は、「JR海老津駅」を起点として運行する循環路線「7番」、

   
及び、岡垣コミュニティバス「ふれあい」の一部の途中の停留所となっているだけ。


折尾から先にテープが貼られた運賃表。
黒崎までのバス停を隠していると思われるのだが、


この「20番」自体、現在このバス停には停車しない(かつては、西新と門司を結んでいたそうだが、現在は赤間営業所~JR海老津駅間に数便走るのみ)。

 
現在の「7番」は、以前は「6番」を名乗っていて、「6番」の中の「支線」的な位置付けだった。
この路線図や運賃表は、本線としての「6番」が、かつてここを起点としていたことを物語る。


「6番」の派生、「60番」海老津循環線(糠塚循環線という呼び方もされていたと思う)も現存しない路線。

以前の記事で、
“「230番」は香椎地区のメイン路線である「23番」の、末尾に「0」を付けたものであり、「末尾に0を付ける方式」の第一号の路線である(おそらく) ”
と書いたのだが、海老津の「60番」のほうが古いため、「230番」は第一号ではない、ということに先日初めて気付きました(笑)。
(つづく)

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2 コメント

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はじめまして (八幡2614)
2013-06-09 00:24:16
はじめてコメントさせていただきます。
海老津BC、なんだか懐かしいですねえ。
黒崎、小倉、天神、鐘崎、鬼津、海老津台などいろんな行き先があったのをおぼえてます

子供の頃は裏手にベスト電器があって今より停車するバスが多くて
今で言う杷木みたいにたくさんバスが止まっていました。
20年ほど前に上にバス停ができてから一気に寂れました。

そのころは黒崎からの20番が6番と連続運行のような形態で20番の三吉団地行きとか、
病院行きや波津行きもあった気がします。。

まあ、さらに昔は今川橋発波津行きとかあったらしいですねw
子供の頃は寿屋で買い物をしてここからバスに乗る。当たり前の光景でした。

さみしくなりましたね。



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Unknown (soramame)
2013-06-13 20:23:48
八幡2614さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

>黒崎、小倉、天神、鐘崎、鬼津、海老津台などいろんな行き先があったのをおぼえてます

私がこの場所を認識した時点で、既に天神や小倉とはつながってなかったのですが、昔は拠点性が高かったんですねぇ。
でも現在までバスセンターの外形を保っているのはある意味奇跡ですね。
杷木のように建て替えられることはなさそうですけど…

今後とも、よろしくお願いします。
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