一日中雨
すぐそばの落合渓谷から霧が一日中立ち昇っていた。
霧にけむって樹木の間をぬって空へ昇っていくくらいなら、ロマンチックで良いけど、
時々、我が家をすっぼりと包んでくる、視界を狭み、孤独や絶望感を降り落としてくる。
霧は苦手だ、ここに住み始めてすぐの頃、霧の怖さを知らず車で出かけた時、
前後が全く見えず、やっと来た道を恐る恐る帰って来た事がある。
久井町は霧の多い町です。
今日の営業は、通りすがりの予約なしのお客様の来店のみ、
こんな日、女性は車の運転は控えてしまうのでしょうね。
竹の子を頂いたので一人寂しく茹でていたら、お友達がお昼を一緒に食べようと、
牛丼とシュークリームを買ってきてくれました、嬉しい!!!
後光が射した菩薩様、心が般若(冗談)でも大歓迎、有難うね。
その後嬉しい電話をもらったりして、いつの間にか周りの霧が目に入らなくなっていた。
あく抜きした後、少し下味をつけておきます、竹の子の天婦羅は最高に旨し。
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そこいらじゅうに十二単が咲いています、株分けしたらどんどん増えてくれました。
花が幾重にも重なっていてきれいです、花言葉は[強い結びつき]ですって。
