目黒重夫昨日・今日・明日

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汚染水 明日 放出へ

2023-08-23 09:04:08 | 震災・原発
代替案無視、放出ありき
岸田政権は原発汚染水の海洋放出を、明日24日と決定した。原発イヤだ府中では毎回のデモで「汚染水を海に流すな」をコールしてきた。平和まつりでは反対署名を集め、現地の団体に送ってきた。

それだけに今回の決定は悔しく憤りでいっぱいである。政府は時間をかけて対策を検討してきたというが、市民団体などから出された代替案について検討した様子はない。海洋放出ありきなのだ。

一つは汚染水を減らす方法である。雨水や地下水の流入を防ぐため凍土壁を造ったが効果は薄かった。それに対し福島大の柴崎教授は「広域遮水壁を造り、地下水を集める井戸を複数設置する代替案を提案している。

また汚染水の保管案としてセメント固化案も出されていたが、いずれもまともな検討はされていない。政府は汚染水を「処理水」としているが、本当に残存する核種はトリチウムだけなのか疑わしいともいわれている。

さらにトリチウムは世界の原発から海に流されていると宣伝されているが、通常運転と事故から出た処理水が同じというのは乱暴な議論ではないだろうか。

汚染水はこれから30年以上(廃炉まで)流され続けるが、早期に止めるためにも「原発イヤだ府中」の運動は続く。
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議員の学校スペシャル3日間終了

2023-08-20 08:36:22 | まちづくり研究所
新人議員 全国から
猛暑は一向に収まる気配がない。そんな中17日から3日間、「議員の学校スペシャル」が、三鷹市で開催された。4月の統一選後とあって、特に新人議員向け講座の企画だった。

とはいってもベテラン議員にとっても有意義な企画で、全国から大勢が参加した。1日目は前長崎市長・田上さんの「平和と文化」の取り組み。2日目は立命館大 森教授の「地方財政の基本と決算審議のツボ」。そして3日目はおなじみ池上洋通学校長の「地方自治の誕生とその目的」だった。

今回は久々会場参加中心の講座となり、初日は居酒屋で田上さんを囲んで懇親会も行った。たまたま私は福島県矢吹町や川俣町の議員と同席となり、交流することができた。

会場となった市民協働センターはすぐ隣に太宰治、森鴎外が眠る禅林寺があり、市街地でありながら歴史を感じさせるところだった。
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議員の学校スペシャル

2023-08-01 09:27:16 | 日記
前・長崎市長「講座」間近
シシシシシシシシ、朝早くからせわしなく蝉の鳴き声が聞こえる。猛暑に耐える日が続いていたが、気が付けば8月に入った。

今月は多摩研主催の議員の学校がある。今回は夏のスペシャル版として、初日に前・長崎市長の田上富久さんの講座が予定されている。

田上さんは市役所職員としての経験から、「長崎市を最後の被爆地に」という市民の願いに基づく「核兵器廃絶・恒久平和」の取組を実践してきました。

この8月、様々な平和をテーマに学習会がありますが、ぜひ田上さんの講座も予定に入れていただければ幸いです。

・日時 8/17(木)13:10~17:30
・会場 三鷹市市民協働センター
・参加費 解説講義 13:10~14:10(1,000円)
     田上さん講義14:15~17:15(1,000円)
・なお議員の参加は別料金となります。
・詳しくは多摩研のHPをご覧ください。

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