目黒重夫昨日・今日・明日

周囲の出来事を思いつくまま

「私たちはどこで学べばいいの?」

2021-05-30 10:58:11 | まちづくり研究所
「多摩研総会」 学習会
昨日は午前中から多摩研の総会に参加した。午後1時から「私たちはどこで学べばいいの?」と題して、社会教育関係者からの報告のあと、質疑応答があった。

昨年、突然の一斉休校などに合わせ図書館、公民館なども閉館となった。外出自粛が言われる中、市民活動は休止を余儀なくされた。しかしこんな時だからこそ、社会教育活動の重要性も指摘された。結果、その後の緊急事態宣言では、かなり緩和されるようになった。

コロナ禍でこうした施設や活動に光が当てられたのはいいが、そう単純な話ではない。この20年ぐらいで見ると社会教育職員が大幅に減っている。非正規化が進んでいるのだ。

さらに公共施設再編で施設の数も減りだしている。山梨県から参加の人は「合併でさらに促進」と嘆いていた。学校教育は受ける権利が浸透しているが、社会教育はまだまだである。改めて自分の自治体を点検する必要がある。


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からさわ地平さん都議選へ

2021-05-26 10:52:07 | 日記
朝宣スタート
都議選まで1カ月。遅れていたが、ようやく府中選挙区の予定候補が決まった。からさわ地平(柄澤ちへい)さんだ。前回に続き2度目の挑戦になる。

長野県出身で農工大卒。府中にある党事務所に勤め、10年近くになる32歳だ。昨日から朝宣を始めた。今朝は私も一緒に府中駅に立った。

今回の争点はコロナ対策とオリンピック開催の是非だろう。都議会で「中止」を主張しているのは唯一共産党である。前に私はマスコミ(大新聞)が中止に踏み出さないことを批判した。

それがようやく朝日が今朝の社説に「中止の決断を首相に求める」を載せた。地方新聞に引っ張られての感はあるが、他の大手マスコミも続くことを願いたい。

選挙が始まるのは来月25日、中止させ共産党を躍進させるのもそれまでの勝負となる。柄沢さんと一緒に大いに訴えていきたい。

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「哀しみの南京」府中公演

2021-05-16 08:48:51 | 芝居・映画
「感動!」の声
3月から準備を進めてきた「哀しみの南京」府中公演が、中文ひばりホールであった。「緊急事態宣言」下、チケット普及に気を使ったがまずまずの入りだった。

演じたIMAGINE21は、小金井市を拠点に30年ほど活動している夫婦2人だけの劇団。最初の出会いは中学時代の恩師の紹介。その時は中国残留婦人を題材にした「再会」だった。「再会」は国内や中国公演も含め255ステージに上るとのこと。

2回目の作品が「哀しみの南京」。2006年から始まって昨日の府中公演が130回目という。実はすっかり忘れていたが、2008年にもグリーンプラザで公演があった。私も見たはずだが、内容は良く憶えていなかった。

休憩をはさんで2時間あまり、釘付けになった。重いテーマだけに演技の過不足が難しい。130回を重ねる中で相当手直しがされてきたのだろう、その苦労のあとが感じられた。「感動した」、寄せられた感想からも2人の長年の努力に拍手を送りたい。





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多摩研「議員の学校」

2021-05-12 08:35:01 | まちづくり研究所
「子どもの権利と自治体政策」
10、11日の2日間、多摩研主催の議員の学校にスタッフとして参加した。テーマは憲法や子どもの権利条約から見た、コロナ禍における子どもを取り巻く現状と課題だった。

参加者はすべてオンライン。北海道から九州まで70人以上の市町村議員が参加。グループ討議など、参加者の交流時間もあった。

突然の全国一斉休校、保育園、学童クラブの感染対策など、現場にとっては大変な1年だった。緊急事態とは言え、子どもの立場から見てどうだったのか検証が必要である。

その時の指針になるのが憲法であり、子どもの権利条約だ。今回の講座では明治以降の教育の歴史を踏まえながら、改めて子どもを巡る状況について学ぶことができた。議会を離れて2年になるが、充実した時間となった。
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世論は「五輪中止」

2021-05-07 13:49:56 | 日記
マスコミはだんまりでいいのか
連休は明けたが感染拡大は収まる気配がない。11日までとされていた「緊急事態宣言」は、今月いっぱいまで延長されるとのことだ。つまりオリンピック2か月前まで続くことになる。

不思議なのがマスコミである。この期に及んで連日聖火リレーを報道している。機運醸成をはかるかのようにである。世論の大半は「中止」若しくは「再延期」にもかかわらずだ。しかもそれを報道しているのも大マスコミである。

政府におもねるだけでいいのだろうか。ここは1社ぐらい中止の論陣をはるところがあってもいいのではないか。

ワクチンが間に合わない、医療体制のひっ迫、日本も含め感染拡大の国がある。こんな状況でまともなオリンピックを開催できるわけはない。今の政府や五輪関係者はだれも責任を取ろうとしていない。

こんな状況で止められるのは世論しかない。その世論に一端の責任を負っているのが社会の木鐸たる新聞・マスコミである。戦前の二の舞にならない様に。

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