「萬歩記」112号

暑い日が続いています
30度前後の日が続いている。そんな中、先日はシニアサッカーOー75の試合があった。実は今年から私もその年齢に達し参加しているのだ。

丁度O-80の試合もありNHKが取材に来ていた。試合後、少年のような顔つきでインタビューを受けていたのが印象的だった。

「萬」は112号になった。今号の「浜喜屋の閉店に寄せて」は、先日87年の歴史を閉じた地元鮮魚店に寄せる思いを綴っている。今号から「検証 高野市政12年」がシリーズで始まった。

難波氏の「獄中記」も貴重な体験記で、次号が待ち遠しい。100号を超え、ますます元気な「萬」よろしくお願いします。

久々学校図書館について

「読売」の記事から
6月7日付「読売」の社説が話題になっているという。「『保険証の廃止』見直しは今からでも遅くはない」である。

マイナ保険証のことだ。法案は成立したばかりだがトラブルが後を絶たない。あまりにも拙速で強引すぎるやり方に批判が集まっている。そもそもは「選択制」のはずだった。それが突然、保険証の廃止になってしまった。

社説は1980年の「グリーンカード制度」を引き合いに、法律は成立したが批判が噴出で5年後に廃止となったことを紹介、「マイナ保険証も見直しは今からでも遅くはない」と主張している。

これとは別に6日付1面・10面の学校図書館の記事も嬉しくなった。昨年「読売」は、学校図書購入費の全国調査を発表した。それによると、購入費として地方交付税措置がされているにもかかわらず、自治体によっては予算化せず子ども一人当たりの購入費に格差が出ていることを指摘していた。

この報道を受け、いくつかの自治体で見直しが行われたというのだ。マスコミの良心的な記事が行政を動かしたのだ。しかしそれでも、交付税220億円のうち図書費に使われたのは126億円（57％）というから、全体としてはまだまだとのことである。