若隆景 優勝！

栃東以来、50年ぶり
久々興奮した。あれよあれよという間に優勝してしまったのだ。その瞬間、私はなじみの居酒屋にいた。客は5～6人、ほとんどが高安を応援していた。私も今場所は高安に花を持たせたかった。しかしそれは勝負事、驚異の粘り腰で勝利したのだ。

居酒屋は沸き上がった。子どものころ、電器屋の前やテレビのあるうちでは相撲が始まると大勢の人だかりができていた。そんなことを想い出させる光景だった。

福島県出身力士の優勝は先代・栃東以来とか、実に50年ぶり。福島駅前にはパブリックビューイング設けられ、興奮が伝わるような盛り上がりだった。

福島は震災、原発事故以来フクシマと呼ばれ、負のイメージがつきまとう。先日も昨年に続き大きな地震に見舞われた。そんな中での若隆景の快挙。喜びもひとしおなのだ。

新地町地震から1週間

雨が心配
朝から冷たい雨が降りだした。雪になるかもしれないとの予報、地震から1週間たった新地町が心配される。震度6弱、昨年2月に続いての大きな地震だった。

故郷に電話した。ふすまやサッシが吹っ飛び、モノが倒れ部屋の中はぐちゃぐちゃという。昨年は屋根がやられ、直後の大雨で雨漏りがひどかった。ようやく修理が終わって、またまたの震災。それでも今回は屋根は大丈夫そうとのこと。ただ今回も墓石の被害が大きいという。これもようやく去年の修理が終わったばかりだったのにとか。

3.11から11年、ことさら「復興」が伝えられるが、復興どころか追い打ちがかけられている。今週土曜日は定例の「原発イヤだデモ」。すでに50回近くになるが、ウクライナ侵攻やめよと合わせてアピールしたい。

ウクライナ侵攻3週間

孤立深めるロシア
ロシアの暴挙が始まって3週間。ロシア・プーチンは焦りだしているといわれている。国内でも反戦デモが続き、国営テレビに突然、反戦スローガンが流れる事態にもなっている。国内で信頼を失い、瓦解するのが一番と思う。

先週末、けやき並木でウクライナ支援募金を行ったが、予想以上に関心が高く募金が寄せられた。引き続き、宣伝・支援活動は続けたいが、長期化・泥沼化にはなってほしくない。

明日は連続財政講座の2回目となる。前回は実質収支について詳しく学んだ。その上で各地の「財政非常事態宣言」について分析した。基準財政需要額の算定基準に、民間委託など行革の実施状況が反映されるというのは新しい視点だった。

2回目は歳入の体系、一般財源と特定財源についてなどになる。

2つの財政学習会

22年度府中市予算など
ロシアのウクライナ侵略から2週間になろうとしているが、停戦のめどはたっていない。ロシアが一方的に攻め込んで無理難題を要求しているからだ。

日増しに死傷者や難民が増え続け、原発施設への攻撃も世界中の脅威になっている。ロシアが孤立を深めるほど想定外の可能性も起きかねない。それぞれの利害を捨てて、プーチンを諫める人はいないのだろうか。

先週は2回の財政学習会があった。一つはオンラインによる自治体財政講座、15人が参加した。今月中に残り2回の予定だが、これをきっかけに財政白書づくりの仲間を増やしたい。

二つ目は「府中市財政の現状と22年度予算の特徴」、私が報告した。コロナ禍による市財政への影響については、リーマンショックと比較されてきたが、どうして法人市民税は伸びている。

21年度3月補正で法人市民税は、当初予算より倍以上のプラスとなった。22年度予算でも個人、法人合わせて前年比プラス24億円となっている。歳出は学校改築と庁舎建設で伸びているが、21年度末基金残高は815億円で余裕の財政状況となっている。

明日から連続財政講座

オンラインでスタート
ロシアがウクライナに侵攻して1週間になろうとしている。どんな理由があったとしてもプーチン大統領の時代錯誤は明らか。世界中でロシアを支持する国が、ごく僅かなことは救いだ。

許せないのは日本国内でこの機に乗じ9条改憲を煽る一部マスコミと政治家。特に安倍元首相は核兵器の共有まで持ち出している。参院選に向け一大争点にしなければならない。

かつてより準備していた財政講座が明日から始まる。講師は白書を一緒に作った石山さん。現在は鳥取大学で教鞭をとっていてエクセルを使った財政講座を開発してきた。

初めてのオンライン講座なので不安もあるが、うまくいけば今後広げられる可能性もある。関心のある方はぜひ参加してほしい。