おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

『薬膳を楽しむ会』むくみの薬膳

2018年05月18日 13時32分47秒 | 薬膳講座
今日の『薬膳を楽しむ会』は、むくみ改善がテーマです。

 中医学では、むくみを水腫といいます。
 まぶた、顔、四肢、全身にむくみが現れる津液代謝異常のことです。
 脾の運化作用と腎の気化作用が影響します。
 正常な水分を津液、異常な水分を湿・痰飲・水といいます。

 風邪・寒邪との関係が深く、脾と腎に大きな影響を受けます。

健脾、利湿(体内の湿を取り除く)、理気(気の巡りをよくする)の食材を使います。
身近な食べ物で作る台所薬膳です。

今日のお膳。
   
・香りご飯
  湿をためやすい砂糖は使わないレモンを生かしたご飯です。

・ハトムギとトマトのスープ
  利水のハトムギとトマト。理気のグリンピースを散らして。
  
・白身魚のえのきあん

・空豆かん
  空豆も健脾利湿のすぐれもの。

・ずんだ葛餅
  本葛は清熱生津作用、大豆は利水の働き。
  白玉団子ですと、湿がたまりやすいので、この季節は葛を使いました。

材料は彩りよいものが並びます。
   

枝豆は薄皮をむいてからすり鉢ですります。
   

盛りつけには毎回皆さんの工夫がいっぱい。
  

今日の会員の皆さんです。
食べ方、生活の仕方に気をつけている方々ばかりで、つやつやです。
  

   

      


新しい会員さんも入ってますます活気にあふれていますね。

楽しい楽しい「薬膳を楽しむ会」です。

帰り道。町歩きが楽しい。
オリーブの花が。。
   

薔薇は微妙なグラデーションで惚れ惚れ。後ろはジューンベリーでしょうか。
   

我が家の庭では八重のドクダミ。
   


       

コメント
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