書きたいことは毎日たくさんあるけれど、なかなか更新できない今日この頃。
さ、伊豆日記どど~んとアップしていきますよぉ。
まず、一泊目のお宿は城ケ崎温泉にある花吹雪に泊まりました~。
今回は産後世話になった両親へのありがとう旅行なので、母のお気に入りのここに泊まることに。相方も私も温泉フリークではないので、こういう離れのお宿は初めてだったのだけれど、よかった~。
まず、アジアンな雰囲気ただようラウンジで出された森のお茶にノックアウト。黒文字をはじめとする10種類の和製ハーブをブレンドしたお茶で、何とも言えない優しいぬくもりに包まれ、気持ちがほわんとほぐされます。実は、こちらのオーナーこの黒文字という植物に魅せられ、黒文字オイルなども作り、伊豆の森を守ろうと挑戦している高い志の持ち主なのです。そして、その思い、決意を表すかのように壁には赤いうさぎの壮大な宇宙の物語が。森というしっかりと大地に根ざしながら天ともつながる空間。花吹雪は単に人間本位の快適さだけを追求したお宿ではなく、自然と共存しようとしている素敵なお宿だったのです。しかも、それを主張したり売りにしていないところが爽やか。頭ではなく、五感で感じる、そんなお宿でした。
さてさて、ラウンジだけで満足してしまいましたが、お部屋はいかに!?
私たちが泊まったのはフロントから一番遠いところにあったので、森の中の回廊を歩いていき、ちょっとしたお散歩。それぞれの棟にこぼれんばかりの花籠があったり、歩くだけでなんだか楽しくて、心が豊かになれた気がします。
そして、お部屋に入りまず目に入ったのは、窓の外の緑と桜の木!壁と天井の交わるところはゆるやかな曲線を描き、美しい。素敵な空間は写真には納められなかったので、コチラをご参照くださいませ。
私たちの部屋には展望部屋というロフトのような隠れ家がついていて、チビはここの階段を上ったり降りたり大喜び。ここの丸窓から、朝日に息吹をかけられた木々を見れたときはじいんとしました。
夕暮れ時には拍子木のカチーンカチーンという音が森の中に鳴り響き、普段意識せず過ぎてしまう夕暮れ、夜、朝をそれぞれしみじみと感じることができて、それがよかったなあ。
お風呂は七つで、全て貸切。天然掛け流しのとてもいいお湯で、熱さをうめる水道水にも全館生態系を蘇らせる力があるといわれるFFCテクノロジーを導入しているというこだわり。貸切なので、チビはまあ、したい放題、お風呂で遊んで大満喫。食事(写真は朝食)の間以外はずっとお風呂にいたような・・・。
翌日の朝はオーナーが城ケ崎海岸まで案内してくれます。川沿いを歩いて行くと突然目の前に開ける荒々しい城ケ崎の絶壁、海に流れ込む滝、そしてどこまでも続く海、海、海。人間なんてちっぽけな存在よね。
“一休みしましょう”
と森の中でオーナーが入れてくれたのは、なんとも嬉しい黒糖入りのタンポポコーヒー。家にこもりっきりだったので、久々に歩けて、幸せでした~。
心豊かになれる花吹雪、また泊まりに行きたいお宿です。
花吹雪→Chant→石舟庵 コースでまた
お願いしま~す♪
城ケ崎、ちょっとしたハイキングもできるし
いいね。花吹雪好きだわあ。