昨日は結婚記念日だったので、相方がお休みを取りました~。
チビを両親に預かってもらって、久々に都内の大人しか入れない高級レストランへ行こう!と話していたのに・・・
嗚呼。もはや都内にはひかれない。
というわけで、景色のご馳走も求め、結局両親も誘って大家族でいざ清里へ~。
遠かったぁ~。でも、行ってよかったぁ~。
結婚記念日だから久々に二人で過ごすのもいいかな、と思ったけれど今の私たちの生活があるのは両親のおかげ。ということで遅い母の日、早い父の日兼ねて清里のオーベルジュにあるレストランでいただきました。
イングリッシュガーデンが素敵なオーベルジュで、丁寧に作られた味、雰囲気に一同大満足。内容はとっても良いのに気取らなくていいので、子連れもOK。やっぱり都内よりいいわ~。
そして、お次はお気に入りの清泉寮のパン工房で天然酵母パンをごっそり買い込みます。これで帰りは遅くなってもOK!
遅い帰りを見込んだ理由はトレイル(自然歩道)を思いっきり満喫したかったから。清泉寮のあるキープ協会には、本格的なトレッキングルートからちょっとした散歩道までさまざまなコースがあるんです。キープ協会は、ポール・ラッシュ博士によって開拓された農村コミュニティ。環境教育などにも力を入れ、自然と人間が仲良く共存できることを教えてくれる、とおっても魅力的なところなんです。
今回は、母があまり過酷な道は歩けないので、一番お手軽なせせらぎの小道コースで。
と、その前に寄り道~。知らなかったのだけれど、6月公開の映画『西の魔女が死んだ』のロケ地はキープ協会内なんですって(写真)。ロケ地とかって普段は興味ないのだけれど、これは原作が好きだったのと周りの景色も見たいこともあって訪ねてみました。
雑木林の中にひっそりとたたずむ古い家。家へと続く石畳の小道を歩けば、物語の中に自分も迷い込んだようで胸が高鳴ります。
そしてたどり着いた家に一同溜息。周りの森と、そして住んでいる人と共に歩んできた家は、家自体が息づいている。単なる建物じゃないのよね。映画用に建てられたので、実際は古くないのだけれど、でも、そのセンスの良さにうっとり。素敵、素敵。理想かも~。映画も見たくなりました。
魔女の家にすっかりみな魅せられ、その余韻に浸りながら散歩道を散策。チビもお昼寝が足りず、眠いはずなのに森の魅力のほうが勝っていたようで、センスオブワンダー全開です!新緑とまだ春の余韻を感じさせる淡い色の花々の香りをかぎながら歩けば、聞こえるのは小川のせせらぎと鳥の声。もう、サイコー
色んな自然があるけれど、深いうっそうと生い茂った緑の森よりも、淡い広葉樹の雑木林のほうが包み込むような優しさがあって、私は好き。
そして、ここは森だけでなく、牧草地があるのもまた魅力。緑のトンネルをくぐると突然視界が開けて広がる山々の稜線。なんて美しいんでしょう。少し曇っていてはっきりと見えないところがまたいい。これは現実なのかそれとも夢なのか。彼方向こうにあるはずの山々を想像するのが好き。
最後に牧草地で、みんなで大地にごろ~ん。生きてるっていいわあ。すっかりリフレッシュして帰ってきました~。両親も大喜び。父も気功をさぼったかいがあったと。
こんな風に義理の両親を大事にしてくれる相方、ありがたいです。そりゃケンカもしますけど~、結婚当初からでは考えられない今の生活。結婚はゴールではなくスタートで、幸せは一緒に“築いていくもの”なのね。
相方のおかげで、とても、いい記念日となりました。
* * * * * * * * * * * * * *
※ 人気blogランキングへ(←LOHASのヒントは日常にあり!に“うんうん”と思っていただけた方は、ポチっとクリックで応援お願いしま~す)