西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

総合選抜制度改善検討会が立ち上げられます!

2008-04-15 13:59:35 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

(元日記2006/5/24)

「西宮市の総合選抜制度改善に伴う課題を研究・協議することで、小・中・高等学校の連携をより深め、西宮市の公立学校が市民の期待と信頼に応える学校となるよう、検討会を設置する」(以上、市教育委員会資料より抜粋)ことが決定しました。

私たち、蒼志会は総合選抜制度の改善に精力的に取り組んできました。
そうした行動の中で
「西宮学区の公立高等学校の入学者試験において、総合選抜制度を改め、複数志願制度を早期に導入することを求める意見書」
を昨年12月議会に提出し、他会派の賛同も得て、賛成多数で採択されました。
これによって西宮市の高校入試制度を、現行の総合選抜制度から複数志願制度に改めたい!という意志を市議会として明確にあらわしたことになります。

こうした経過を踏まえて、3月には市教委も「総合選抜制度を維持するのだ!」という従来の姿勢を転換することを表明するとともに、
「西宮市における公立高等学校入学者選抜制度について」
という趣意書を作成し、関係諸機関に対して、制度を改善していく姿勢を示しました。
市教委が総合選抜制度を改善するための課題を研究・協議する検討会を設置するということは、いよいよ「総合選抜制度を改め、複数志願制度を早期に導入する」という目標の実現に向けて、行政が具体的に動き出したことを意味します。

検討会は今月5月31日に第一回を行い、その後は月一回程度、開催の予定。
9月末に一定の結論を出すことを目標に研究・協議を行っていくことになります。
昨年12月議会で意見書が採択されたわけですから、今年の12月議会で意見書採択からちょうど一年が経ちます。
そこで、議会に対して何らかの報告をしたいという腹積もりが市教委にはあるようです。

これまでは総合選抜制度による高校入試を実施してきた尼崎学区や明石学区も平成20年度からは第二志望校までを出願できる複数志願制度に入試制度を改めます。
西宮市も出来るだけ早く制度を改善することが出来るよう、取り組みを進めていかなければなりません。
大きな期待をもって、今後の展開を見守っていきたいと思います。


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