本日付、市政ニュースで↓以下の内容↓が解禁されたようなので、
早速、それについての感想など。
先日、市からメールとFAXにて、
『就学前児童の幼児期における教育・保育に関しては、
幼稚園・保育所など所管の違いにより一体的な対応が行えない
という問題点が以前から指摘されている。
本市の抱える様々な課題に対して、所管を超えて検討し、
「西宮市幼児期の教育・保育のあり方」を策定して進めていく必要がある』
ことから、
『「(仮称)西宮市幼児期の教育・保育審議会」を設置し』
『「(1)幼稚園と保育所、公立と私立、在家庭等の役割分担について
(共存・共栄、公立の役割等)
(2)保護者負担及び公費投入額の格差是正について
(格差とは何か、どこまで是正すべきか等)
(3)待機児童の解消について
(施設の有効活用、認定こども園、幼稚園での預かり保育等)
(4)組織のあり方について(文部科学省と厚生労働省、
教育委員会と福祉部局、幼稚園と保育所) 等』
について審議していくという方針を示す資料を頂きました。
これ、とても大きな一歩だと思っています。
(http://www.nishi.or.jp/contents/00013090000300027.html
市HP掲載の関連情報は↑こちら↑。)
最近では、活動レポート20号にも、この手の話を大きく取り上げました。
また、このブログをご愛読いただいている方なら、私が、
「(2)保護者負担及び公費投入額の格差是正について」
について、大きな問題意識を持っていることについては、
よくよくご承知いただいていることかと思います。
これまで、市は、こうした問題提議に対して、
なかなか重い腰を上げようとしませんでした。
しかしながら審議会が設置され、具体的な審議がなされるとなると、
これまでのようなわけにはいきません。
(1)(2)(4)のような、重要かつ根本的な問題について、
市が、きちんと取り組む姿勢を示したことは、
大変重要なことだと思うのです。
また、短期的に取り組むべき課題としての(3)の重要性は
言うまでもありません。
本市における、今年4月1日時点の保育所待機児童数は310人と
昨年同時期比87人の増となっています。
この状況が、
○保育所の定員は5年前の4019人から501人増えて、4520人
○本年4月1日現在の保育所入所児童数は5093人と、
昨年同時期と比べて、304人も増えている
といった取り組みが行われているにも関わらず!
の結果であることは、きわめて深刻に受け止めるべきだと思うのです。
この審議会、ほんと、気になっています。
できれば、傍聴とかもしたいところですが、できるんやろか?
と思って担当部局に問い合わせたところ、
正式には今後決まることのようですが、どうやら傍聴もできそうな。
審議内容に注目し、必要な指摘も行っていきたいと思います。