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今までは1月には開催されてるのに、今年は2月2日から開催された
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行である<未体験ゾーンの映画たち2024>
その初日上映を飾ったこの作品が二十日の猶予を経て
早速レンタルリリースされました
相変わらずの中国映画、94分の尺があるので一応映写時間からして中国国内では劇場公開されてる作品のようですし
アジア映画にはかなり強い”HARK“が輸入してますのでソコソコ見られる作品でした。
って言うのも中国映画にしてはなんか全体を通して主人公たちの恋模様みたいなを散りばめてきてるので、その分こう言った軍司アクション作品に見られるプロパガンダ色が薄まっていたのが良かったかな
しかし、中国はその昔の中華思想を現代に蘇らそうてしてるのか
トランプ政権下でのアメリカは国益第一主義、国として世界に君臨してきた地球警察的なことは金がかかってたまらんって
もうヤーメたって世界の警察から引いてしまったもんだから
ここはじゃ中国が地球の中心にって言う中華思想を国内外に示すしか国益を誇示するにはもってこいってことだなぁって言うことで、アメリカにとって変わって世界警察は中国が・・・
世界を核兵器で破滅させようと言う国際テロ組織を
中国海軍と中国公安(警察組織)とがタッグを組んで壊滅させるお話でした
こうやって映画って言う手段を通してまずは世界警察の地位を担うのは今やGDP世界第二位の中国しかないんだよって啓蒙するかのような映画でしたが
こんな映画にあからさまにプロパガンダを入れ込んで来ないのも中国の小狡いところだったのかもしれないなぁ
って思って最初っから最後まで腰を引いて見てたのは私だけ?だったのかな
まぁそれにしてもこんな映画なのに派手な衣装にって身を包んでって包むほど生地のない服を着てお姉ちゃんが活躍してくれてましたので
ガーリーアクション好きには儲けたって言う作品でもありました。
っていうか主人公たちがアクションとアクションとの合間に恋愛ごっこみたいなことしてる隙に海軍がテロ組織の母船とかおっきなとこは壊滅させていたりしており
肝心なとこは組織がやっつけてしまっていると言うある意味ご都合主義な映画だったりもしますが
そこは香港映画の流れを汲む中国映画ですからエンドクレジットではアクションシーンのメイキングを流してくれておりまして
ちゃんとスタントもいるんだろうけど役者さんたちもそれなりに体はってらしたのには・・・
2023年製作、中国映画(日本公開作品)
シェン・ドン監督作品
出演:イェン・イークァン、クー・ツィンツィン、ウー・ハオチェン、アイ・シャオチー