橡の木の下で

俳句と共に

令和5年「橡」10月号より

2023-09-27 07:56:50 | 星眠 季節の俳句
亡き父の日記四五行小鳥来る  星眠
              (営巣期より)

 無口で泰然としていた父親はこの句の前年に急逝。その二年後母親も逝く。父恋、母恋の星眠先生だった。

夢に来し父に抱かれ寒夜なり 
霜きびし早起き母の死の旅は

                       (亜紀子・脚注)
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