橡の木の下で

俳句と共に

草稿12/31

2009-12-31 11:50:06 | 日記
大歳の黙々と枝打ちてをり  亜紀子

一年が終わる音
一年が巡る音

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草稿12/30

2009-12-30 10:43:53 | 日記
年の瀬の年々淡くなりにけり  亜紀子

時の流れがここへ来て急に早くなるわけもなく
振り返ればいつもの昨日が
前を見ればおそらく普通の明日がそこに
その中に二度とは同じでないもの

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草稿12/29

2009-12-29 09:55:35 | 日記
逝く年の顔して並ぶ芥かな  亜紀子

歳晩の挨拶をする人々
思い出と感謝と、希望
なにより今こうしてここにある安堵
普段と少し違う表情、声の調子
「良いお年を」

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平成22年「橡」1月号より

2009-12-28 10:08:42 | 俳句とエッセイ
書出しは紅葉かつ散る文二通
綿虫といふ郷愁のとぶ日なり
霜月や日当たる方を拾ひゆき
髪あづけゐて眺めをる街枯るる
少年のゲームに集ふ雨寒し
               亜紀子

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草稿12/28

2009-12-28 10:01:45 | 日記
寄辺なき顔が映りて暮早し  亜紀子

通りすがりのウインドウ
幻影のような自分のような

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