橡の木の下で

俳句と共に

草稿04/30

2014-04-30 09:54:03 | 日記

畝黒し卯月の雨に乱れなく

若葉して櫟は池に枝を浸す

亜紀子


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草稿04/29

2014-04-29 08:35:15 | 日記

鵯は路地のうた姫若葉雨  亜紀子


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草稿04/28

2014-04-28 09:52:37 | 日記

蟻の道関所まうけむ蟻殺し  亜紀子


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草稿04/27

2014-04-27 09:48:00 | 日記

黄金週間初蚊を打ちてこともなし  亜紀子


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「涅槃変」平成26年「橡」5月号より

2014-04-27 09:47:00 | 俳句とエッセイ

   涅槃変    亜紀子

 

山雀の春の午餐や洞のぞき

苗床の準備ととのふ寒戻り

春遅々と軋む身ぬちの蝶つがひ

雨に日に蕗の薹立つきのふけふ

日を負うて甍を越ゆる春鴉

並びたる石も泣きをり涅槃変

涅槃図や畳冷たく拝しけり

山茱萸に水深からず高瀬舟

それぞれの家路や涅槃望の月

みちのくの白山吹の芽生えなり

汝もまた朝餉じたくか春鴉

雨ながらすずめ唱和の彼岸入り

歳々に白く大きく雪やなぎ

蕗のたう立ちて小綬鶏声まろぶ

夜すがらの嵐に堪へて花三分


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