木の葉髪かろく装ひコンサート
秋晴や道に迷ふも一興に
秋闌くや友垣つどふ並木路
逝く秋の火色のドレスピアニスト
亜紀子
庭草の喜怒哀楽の露凝りぬ 亜紀子
足のうら冷たきひと日始まりぬ
今日ひと日蹠冷たく始まりぬ
殺ししとたやすく言ひぬ露凝りゆき 亜紀子
訃音あり秋日にはかに衰ふる 亜紀子
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