橡の木の下で

俳句と共に

草稿03/31

2019-03-31 09:39:55 | 一日一句

芽を開き紫陽花らしくなりにける  亜紀子


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草稿03/30

2019-03-30 09:40:38 | 一日一句

ただ寒し奴僕のごとき使ひ捨て  亜紀子


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草稿03/29

2019-03-29 09:06:38 | 一日一句

ラジオから昭和歌謡や花ぐもり  亜紀子

 


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草稿03/28

2019-03-28 09:56:21 | 一日一句

先づ花を案ずる風の出でにける  亜紀子


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「二月」平成31年『橡』4月号より

2019-03-27 13:40:23 | 俳句とエッセイ

 二月   亜紀子

 

木々の芽に夕日親しき二月かな

穏やかな空をことほぐ大試験

魚は氷に古家節ぶし鳴らしをる

赤心の河津桜のつぼみかな

ひと声を発止と鶇寒戻る

卓に挿す河津桜も満開に

鴉愛語春は名のみの風の中

黄の花は野辺のまばたきオキザリス

ぐるぐると眼鏡さがして長閑なる

大樟の手品春禽出し入れて

しとど雨蕗の爺さま総立ちに

忘れもの取りに戻りし鶇らし

上州の風強からむ雛の頃

桃の日や軒端すずめの声もよき

猪に流行病や野に斃れ

 


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