抗酸化、アンチエイジングって言うけど、、、

2009-12-06 09:48:58 | 歯科
最近美容系の講師をすることが多くなり美容やアンチエイジングにかなり
詳しくなりました。

皆さん、何がどのように酸化するか知っていますか?

知っている人は知っていると思うけど、抗酸化の高い化粧品は売られていますが
「酸化」や「抗酸化」という言葉を知っていても、それがどういうことなのかは
意外に知らないんじゃないでしょうか?

私は知りませんでした。




フリーラジカルって何?活性酸素ってどんな悪さをするの?
どこに対して攻撃して何が悪いのか、、、、

一緒に学んでいきませんか?
浅い知識で、色々専門家にも聞いて自分で理解したつもりですが勘違いがあったり。
またネットで調べ他物も多く間違いもあるかもしれないので、
もし間違いがあったらご指摘くださいね。

まず酸化とは何か?
電子を失うことで、酸素とひっつくと電子を失いやすいその代表ですから
酸化という言葉になっています。酸素はプラスイオンになりやすく。
そのプラスイオンは電子を奪うのです。組織の場合電子が奪われる、組織が破壊されます。

そのプラスイオンのことをフリーラジカルといい、その代表が活性酸素です。

鉄も水(酸素)と一緒にいると酸化されぼろぼろになっていきます。


ではどこの部分が酸化されやすいかというと、脂ですね、
脂は細胞にとって非常に大切な物質で、細胞膜の主な構成要素です。
細胞膜はリン脂質二重構造になっています。細胞膜をつくったり維持するために
コレステロールは必要不可欠なものです。

これらの脂質が酸化され細胞が破壊されていきます。それが老化に繋がるといわれ
アンチエイジングでは抗酸化、抗酸化と言われています。

この抗酸化では、あまりにも新しい抗酸化物質にとらわれ
本当の抗酸化から少しずれているような気がしています。

酸化を助長するのが、ストレス、タバコ、紫外線ですね。

あと酸化される側の油、、、善玉コレステロールを下げ、悪玉コレステロールを
上げる、トランス脂肪酸について無頓着な人も多いようです。
無理なダイエットで油を抜いてしまう人もいます。
あと日本人はリノール酸をとりすぎていることも意外に知られていません。

ω1 オレイン酸
ω2 リノール酸
ω3 リノレン酸

の油をバランス良くとる必要があります。


あと代表的な抗酸化物質である、ビタミンCやビタミンE、コエンザイムQ10に
ついてもまちがった認識をもっている人が少なくありません。

ビタミンEは酸化されると、実はそれがフリーラジカルになって悪さをします。


何故ここで私が油の話をするかというと、皆さんが正しい知識をもってもらって
健康で美しくなるのはもちろん、お子様の食生活や生活習慣が非常に酷い状態で、
それを改善するためにはたらきかけることができないか、、、と思ったからです。

トランス脂肪酸のいっぱいはいったマーガリン、菓子パン、お菓子、ジャンクフード
リノール酸だらけの食生活
身体を硬くする白砂糖、、、、
わざわざ脂肪を泡立てて酸化させやすくし白砂糖を加えた生クリーム、、、

高い抗酸化物質の入った化粧品を使う前にやることがあると思うのです。
ビタミンCやEをどうやって食事から取り入れるか?
また酸化物をどうやって取り入れないようにするか?

ただ子供の為ということではなく、自分たちが健康で綺麗になることを目指して
さらに未来(子供帯)の為に改善しそれを啓蒙していくことができないか?

我々は知らず知らずのうちに酷い状況におかれ、また子供達を
酷い状況においてしまっている。それに気付き未来を守らなければ
いけません。


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