虫歯菌が糖を分解して酸を産生します。虫歯を無くすにはこの酸をださないか、出した酸を中和するかのどちらかです。
今まではプラークコントロールといって酸を出す虫歯菌を少なくするすることに重点を置き歯ブラシ指導がメインになってきました。それなのにプラークコントロールをちゃんとしている歯医者はほとんどありません。必要なのは指導だけでなくちゃんとできているかどうかの結果です。結果はプラークコントロールレコードという検査をしなければかわりません。この検査は手間がかかるわりに保険点数がなく歯医者の収入になりません。しかしこの検査なしにプラークコントロールはできません。
確かにプラーク(細菌)が少なくなれば、酸の産生量は少なくなります。プラークコントロールは大切なことですが、虫歯菌は0にすることはできません。それだけで酸をコントロールするのは無理があります。
以前は酸を産生しやすい砂糖そのものを制限するシュガーコントロールということもしていました。糖をとってから20~30分が口の中のpHが5.5以下になり歯が溶けると言われています。そのため糖をとってはいけないという歯医者もいました。しかし食べるなと言われれば食べたくなるのが人の常です。子供の砂糖を禁止すれば、甘いものに固執して隠れてたべることもあります。
また砂糖だけで酸をコントロールすることも困難です。 砂糖は料理にも使われ、すぐに分解されブドウ糖となって脳のエネルギーになります。人間は糖に欲求があるのです。それをとらないなんて、楽しみがなくなります。スウィーツのない世界なんて悲しすぎますよね!
口の中の酸のコントロールで一番重要なのは「中和」することです。
その中和の大きな役割をはたすのが「唾液」で新鮮な唾液は弱アルカリ性で酸を中和します、この酸を中和する能力を緩衝能といいます。この緩衝能が低い場合、唾液の量が少ない場合、粘膜そのものが炎症を起こすと酸性に傾きやすくなります。逆に唾液の緩衝能が高い場合は一旦酸性になってもすぐ唾液により酸が中和されます。アルカリ性の環境では歯は再石灰化されどんどん強くなっていきます。歯をほとんど磨いていないのに歯が綺麗で虫歯が無い人がこれにあたります。
必要なのは
ある程度のプラークコントロールと糖の取り方、唾液の質と量です!
今まではプラークコントロールといって酸を出す虫歯菌を少なくするすることに重点を置き歯ブラシ指導がメインになってきました。それなのにプラークコントロールをちゃんとしている歯医者はほとんどありません。必要なのは指導だけでなくちゃんとできているかどうかの結果です。結果はプラークコントロールレコードという検査をしなければかわりません。この検査は手間がかかるわりに保険点数がなく歯医者の収入になりません。しかしこの検査なしにプラークコントロールはできません。
確かにプラーク(細菌)が少なくなれば、酸の産生量は少なくなります。プラークコントロールは大切なことですが、虫歯菌は0にすることはできません。それだけで酸をコントロールするのは無理があります。
以前は酸を産生しやすい砂糖そのものを制限するシュガーコントロールということもしていました。糖をとってから20~30分が口の中のpHが5.5以下になり歯が溶けると言われています。そのため糖をとってはいけないという歯医者もいました。しかし食べるなと言われれば食べたくなるのが人の常です。子供の砂糖を禁止すれば、甘いものに固執して隠れてたべることもあります。
また砂糖だけで酸をコントロールすることも困難です。 砂糖は料理にも使われ、すぐに分解されブドウ糖となって脳のエネルギーになります。人間は糖に欲求があるのです。それをとらないなんて、楽しみがなくなります。スウィーツのない世界なんて悲しすぎますよね!
口の中の酸のコントロールで一番重要なのは「中和」することです。
その中和の大きな役割をはたすのが「唾液」で新鮮な唾液は弱アルカリ性で酸を中和します、この酸を中和する能力を緩衝能といいます。この緩衝能が低い場合、唾液の量が少ない場合、粘膜そのものが炎症を起こすと酸性に傾きやすくなります。逆に唾液の緩衝能が高い場合は一旦酸性になってもすぐ唾液により酸が中和されます。アルカリ性の環境では歯は再石灰化されどんどん強くなっていきます。歯をほとんど磨いていないのに歯が綺麗で虫歯が無い人がこれにあたります。
必要なのは
ある程度のプラークコントロールと糖の取り方、唾液の質と量です!