大人では「かたずけられない女」という本で取り上げられて少し前に話題になりました。
注意が散漫で落ち着きがない、学習障害などがある。小学校などで落ち着きのない子がクラスに必ず一人や二人はいますよね、それで数学なんかが結構できたりする。図工なんかも熱中すると脇目もふらず没頭します。
まさに学生時代の私はそれで、通知表には「落ち着きがない」といつも書かれていました。学習障害があり、机の前に30分と座っていられない、そういう子供でした。
数学、物理だけはそこそこできて、他の教科はからっきしだめ、、、
この障害?は脳のシナプスが以上に多いため、情報が処理できないため、情報が暴走しいつも混乱している状態なのだそうです。
興味のないことにはまったく対応できなく、興味のあることだと没頭して何時間でも集中することができます。
会社の経営者や天才的科学者などにも結構多く「窓際のトットちゃん」の黒柳さんもこの障害?にあたり芸能人にも多いようです。
私はこの「障害?」を「障害」だとは思っていません。脳のシナプスが多いわけですから、これは「能力」だと思います。ただ「能力」が大きすぎてコントロールができないのです。
いわばF1のエンジンを軽自動車に乗せたようなもので、コントロールがまったく聞きません、曲がれない、止まれない、狭い道では走れない、、、
コントロールが効かないのでその能力がうまく活かせないと、凶器にもなります。
犯罪者の中にもこういった「障害?」をもっている人がいるそうです。
「能力」は衰えるものです、私の場合年をとってだんだん社会に適応できるようになってきました。大学生の時には学習障害は随分とれ、どちらかといえば勉強家と言われるようになり。最近では少しずつですが、身の周りも人並みにかたずけられるようになってきました。
この「障害?』で一番大切なのは周りの理解です。あと能力を伸ばしてあげるということです。狭い道が走れないのなら、広野を自由に走らせてあげることが必要なのです。アメリカではリンタンという麻薬をつかって脳の働きを弱めると「普通」になるので、それで「治療?」をしているそうです。日本にもその治療方法が入ってきています。
何も能力を弱めて「普通」にする必要はありませんよね、、、