とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

日本一の給食食育推進事業

2018年11月04日 | 日記

 山形県舟形町は人口5500人の小さな町である。平成4年の道路建設の発掘調査で立像土偶が発掘され、均整の取れた八頭身のかたちから「縄文の女神」と呼ばれ、平成24年に国宝に指定された。
 その舟形町が「日本一の給食食育事業」をJA・生産者・民間団体・学校・保育園・行政が連携して取り組んでいる状況を視察した。これを受けた舟形小学校では、食材の地産地消にこだわりJA・生産者との協力で、舟形産の米、トマト、ジャガイモ、ネギ、アスパラ、ニラ、サトイモなど使った自校給食を実施している。舟形出身でプロの料理人を招き、料理のお話や調理をしてもらい給食の楽しさや奥深さに触れる機会を作っている。10月16日には、フランス料理の冨樫さんが調理した「めがみちゃん給食」を実施した。パエリア・西洋風舟形芋煮とニース風サラダのメニューに子供たちは喜んだ。
 子供たち自身が「舟形の給食はすごくおいしい」という誇りを持つ。給食を通して食材や文化から郷土愛を育むことを目指している。得難い体験が子供たちの一生に深くかかわる事になる。

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