とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

サケ遡上昨年の3倍に沸く

2020年11月28日 | 日記

 全国的なサケの不漁が続いている。最盛期の11月中旬には一段とその傾向がはっきりしてきた。特に太平洋沿岸は北海道も含めて厳しく、岩手沿岸の定置網にサケがたった8本との報道もある。増殖用の採卵すらままにならない状況となった。
 そんな中、山形県月光川水系が大漁に沸いている。特に、4年前に先端技術を取り入れて改築した桝川ふ化場が放流した、4年魚が戻ってきた。耳標の付いたサケがぞくぞくと揚っている。
 県のデータによると、11月中旬の10日間に1万6543尾のサケが桝川ふ化組合の捕獲場に遡上し捕獲されている。昨年の約3倍である。採卵数は、5百96万7千粒で前年比約3.4倍となった。しかも魚体が大きく1mもある。月光川水系に4ヵ所の捕獲場があるが、いずれも2倍を超えている。
 周辺の海域に4ヵ所の定置網があり漁協が管理している。その定置網が大漁で賑わっている。側聞によると漁獲高が1億3000万円を超えるらしい。
 鈴木俊一代議士(岩手2区・全国さけ・ます増殖振興会会長)から尾形組合長に1本の電話が入った。サケの卵を岩手に分けてくれと言うものだった。宮城県からも同様の依頼があった。県外移出粒は一千万粒になるのではと尾形組合長は語っている。
 サケの遡上は今が最盛期、この状態がもう半月位は続く。

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マイナポイント取得奮戦記

2020年11月21日 | 日記

 遅まきながらマイナポイント5000ポイントの取得に成功した。マイナンバーカードの普及促進を図る目的と、コロナ各種支援金の遅滞をきっかけに、キャッシュレス決済基盤構築を進める目的とした国の政策である。
 マイナンバーは付与されてるが、カードを持つ人が20%未満と国際的な遅れも目立つ。政府はキャッシュレス決済のカード利用で5000ポイントを付与し、カードの普及を図る狙がある。
 マイナンバーカードはE-TAXで以前から夫婦で持っていたので、申請してみる事にした。スマホポイントのアプリを立ち上げ取り組んだ。先ず、は予約して申し込むことになる。「初めての方はこちらから」を参照に手順を進めた。カードの読み込みがなかなかうまくいかない。PCで酒田市ホームページの説明を見ても分からない。「もっと分かり易く説明して」と逆にメールも打った。
 PCで何度も説明文を読んでも読み込めない。妻はガラホなので、これもまた難解である。とうとう知識の無さの悪戦苦闘で昼頃となった。「市役所の窓口に行こう」と観念した。
 午後、二人で平田総合支所に出向いた。窓口で若い職員が対応してくれた。スマホ直接の読み込みは難しいのでPCにICカードリーダーでカードを読み取ってくれた。paypay決済でスマホに収まった。妻の分はスマホ決済出来ないので、イオンカードにWAON決済となった。やがて来る「健康保険証とリンクする」を了承し無事終わった。
 デジタル時代と言われるが私は大丈夫だろうか。

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酒田の「三佐藤」文化人

2020年11月14日 | 日記

 11月8日の山形新聞「やまがた再発見」に高橋まゆみさんが佐藤十弥さんのエッセイを寄せていた。懐かしく拝読した。高橋まゆみさんに私自身お目にかかったことは無いのだが、佐藤公太郎さんの茶道門下生の縁で多少存じ上げていた。
 十弥さんとかいて「とうや」と読み私も「とうや」で同姓同名の縁を感じていた。古い話になるが私が会報「酒田農協」の編集委員長時代、小松写真印刷(コマツ・コーポレーション)との打ち合わせが多く、酒田の「三佐藤文化人」に接する機会があった。編集委員会の打ち上げに3人ほどで中央西町にあった居酒屋「おにぎり姉妹」に行った。仲間が「とうやさん」と呼び合って編集の話をしていた。店を出る時にママさんに「佐藤とうやさんでしょうか」と尋ねられた。「そうです」と答えると「こんな店まで来てくださってありがとうございます。お代は要りません」ときた。
 よせばいいのにその気になってご馳走になってきた。十弥さんが亡くなって、その話を奥様にお詫び申し上げた所、大笑いして「主人も喜んでいるでしょう」と。少し心が軽くなった昔の思い出がよみがえった。
 佐藤三郎さんとも話し込んだ思い出がある。三郎さんは竹久夢二ファンで「お葉さん」の話をよくした。私も感化され竹久夢二の画集を何冊も持っている。
 高橋まゆみさんのエッセイは私の古い青春時代を彷彿させてくれた。

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コロナ禍でコメ消費落ち込む

2020年11月07日 | 日記

  コロナ禍で主食用コメ需要の落ち込みが顕著になった。飲食業での需要減退が原因と見られている。毎年、年間10万トンベースで需要が落ちていたが、それを加速させてしまった。コメの会計年度は11月1日から10月31日である。21年度産主食用米は、価格維持するため適正生産量が679万トンと農林水産省は設定している。700万トンを切る需要予測は前代未聞である。
 コロナ禍でコメ需要の落ち込みは現場倉庫にも表れている。契約済みのコメが動かない。農林水産省では21年6月末の民間在庫量が221万トン~227万トンと推定。適正在庫量より50万トンほど過剰になり、その分減反しないと価格は維持出来ないとしている。
 ほとんどのコメ農家はすでに50%近くの減反をしている。一方、政府は2018年より国による生産数量目標の配分をやめ、生産者や団体が主体となって取り組む仕組みに転換している。主食用コメを守るための転作作物も臨界点に達している。過剰生産が価格下落を生み、行き場のない不安が農家を覆っている。
 コロナ禍の今年産生産者米価概算払い金額は60㎏あたり700~800円の値下がりとなった。来年はどんな傾向となるのか予測も出来ない。「余っているから作るな」の市場原理だけで農家は納得できるのか。
 今年最後の作況指数が出された。やや不良に修正され推定在庫が減りそうだとの報道に喜ぶようでは、悲しすぎる。

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やっと動き出した高速道

2020年11月01日 | 日記

 長い間ヤキモキさせた、日東道「酒田みなとIC」から「遊佐比子IC間」5,5キロを12月13日に開通すると国土交通省酒田河川事務所が発表した。庄内を飛砂から守るために先人が植林した黒松防砂林を横断するだけに、相当な工夫がされた結果である。
 残る山形県側「遊佐鳥海IC」までの6,5キロは3年後の2023年に開通する見通しも同時に発表された。秋田県側の「小砂川IC」象潟間の7,5キロは2025年度。県境をまたぐ「遊佐鳥海IC」[小砂川」IC]は2026年に開通する見込みと発表され、日東道の秋田県とのミッシングリンクがようやく解消の見通しとなった。経済・観光・物流の相乗効果が期待できる。
 日東道と酒田中央ジャンクションで繋がる横軸高規格道路「新庄酒田道路」も急ピッチで工事が進んでいる。新庄古口間は順調に工事が進められ、高屋道路の猪鼻トンネルも山場を終えた。開通時期は示されてないものの間もなくの感がある。
 問題は古口狩川間で、バイパス新道案と現道改良案の2案が提示され地域や利用事業者のアンケートが実施されている。工事費用はほぼ同じで、現道改良案は制限速度が60キロである。工事期間の長期間に交通規制がかかり、トンネルを伴うバイパス型新道案は現道改良型より2kmほど短く、カーブが少なく時速80k制限の高規格道路である。
 誰が考えてもバイパス新道案が未来に繋がると思う。

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