とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

酒田港緑地公園でゴミ拾い

2022年10月29日 | 日記

 先日、酒田みなとライオンズ(会長 朴明淑)は恒例のアクテビティ(奉仕活動)で酒田本港緑地公園清掃活動を実施した。穏やかな日和に恵まれ、15人ほどがゴミ袋を手に広い公園内を手分けして汗を流した。
 長い本港岸壁周辺はきれいでゴミひとつなく手入れされてる感じがする。一方、側の緑地を超えた所に一本の道路と駐車場がある。その駐車スペースの隅周辺は、しっかり整備された公園とは思えない程ゴミが散乱していた。まずはタバコの吸い殻と空箱が目に付いた。喫煙者のマナーも地に落ちたかと思えた。
 周辺の緑地に目をやるとこれがまたすごい。ペットボトルが至る所に投げ捨ててある。それを追っていくと下着ともつかない衣服の上下が脱ぎ捨ててあった。それが、濡れていてずっしりと重い。発泡スチロール箱の破片や、段ボール箱、ジュース缶、漫画本などあらゆる生活物資が捨ててあった。
 ホイルの着いたタイヤも出てきた。人出の少ない公園の見えにくい緑地帯に気を許すのか、社会生活で守るべきモラルは何処にいても同じである。見えない所、見えない時にこそ人間性が問われる。

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今年の稲作りは終わった

2022年10月22日 | 日記


 我が家の稲作りは出荷も含めて全てが終わった。先祖伝来の田んぼを守り抜けた達成感はある。近年、就農者の高齢化で委託したい農家が急増し、受託農家が限界に達している。荒れた農地も点在するようになり先行きの心配は現実となってきた。
 振り返れば、4月10日の播種でコメ作りはスタートした。育苗ハウスで苗を育てる一か月間は温度管理に全神経を使う。一方、主役のトラクターでほ場の耕運と代掻きをして田植えに備える。5月7日に田植えをして、5か月余りの9月27日に稲刈りは終わった。約半年間の肥培管理で稲の一生は終わる。
 刈り取られた籾は乾燥機で水分調整した後、玄米にしてふるいにかけ、屑米と精米に選別し精米がコメとして出荷される。
 今年は8月上旬の長雨で実りに一番大事な時期に日照不足となり心配はしていた。農林水産省が発表する作況指数はやや良だったが9月25日に庄内は「平年並み、10a当たり597キロ」」と下方修正された。農家の出荷するコメは農林水産省のふるいより大きい網目で、良質なコメのみにしているのでさらに反収は下がる。
 我が家でも屑米は昨年の2倍となった。その分収穫は下がった。来年の資材予約が始まった。注目の肥料価格は一袋3380円だったものが6077円に跳ね上がった。10a当たり2袋強散布するコストは大きい。資材の高騰は待ったなしにやって来る。
 離農スピードの加速が心配だ。

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マイナンバーカード義務化へ

2022年10月15日 | 日記

 先日、日本海総合病院の外来窓口にマイナ保険証読み取り機が置いてあるのに気付いた。「マイナカードで健康保険証は要らないんですか」と尋ねると「そうです。質問に答える操作がありますが」と答えてくれた。マイナカードは持ってなかったが診察の時、ドクターに「マイナカードになるんだね」と話しかけると「日本海総合病院は厚生省のモデル病院なんですよ。院長中心に普及拡大に力を入れてるんです。協力して下さい」と返事が返って来た。
 私はEーTAXで納税していたのでマイナンバーカードは相当前に取得していた。一度書き換えもしている。政府はマイナカードの普及を図るため「マイナポイント事業」を展開し健康保険証と銀行口座に紐づけると2万ポイント付与している。つまり2万円の買い物が出来ることになるのだが普及率は半数程度と伸び悩んでいる。
 河野太郎デジタル担当大臣は13日、現行の健康保険証を2024年までに廃止してマイナンバーカードを使った「マイナ保険証」に切り替えると発表した。どうも自動車免許もそれまでに紐づけたいとしている。マイナカードの普及促進への最終手段とも見える政策転換である。
 マイナカードの普及に個人情報の漏洩が指摘されている。それに集約されたカードの紛失への対応も心配されている。政府の信頼に関わることであり、分かり易い説明が求められる。行政のデジタル化は後戻りは出来ない必須課題である。

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庄内を舞台に「アイアムまきもと」

2022年10月08日 | 日記

 ロケ地が全て庄内であると評判の映画「アイアムまきもと」の鑑賞に出かけた。金曜日の午後というのに三川イオンシネマは6~7割の鑑賞客で人気の高さに気づかされた。「おくりびと」がベースになったのかは分からないが、人生最後の終焉にどう関わるのか、誰にも訪れる永遠のテーマでもある。
 映画は田植え直後にロケされたようで、田んぼに水が張り、ちょと緑になった庄内平野が随所に映し出された。広大な碁盤の目に区画整理された幾何学模様の水田風景は庄内で一番美しい時期でもある。
 主人公の牧本壮(阿部サダオ)は仮設の市、庄内市の市職員の設定である。そこで、人知れず亡くなった人を埋葬する「お見送り係」だった。孤独死された人を思うあまり、遺骨を自分のデスクにため込み、周囲とトラブルが絶えず役所の中でも浮いた存在だった。
 そんなある日「お見送り係」が廃止される決定となる。最後の仕事となった孤独死した蕪木孝一朗(宇崎竜童)の葬儀に故人の身よりを探すために友人や知人を訪ね歩き、蕪木の娘・津森塔子(満島ひかり)にたどり着いた。ほっとして葬儀にたどり着くが、本人牧本は市役所の前の歩道で交通事故で死んでしまう。
 修証義に「生死は仏法最大の因縁なり」と諭している。生まれたからには死ぬ運命を背負って生きている。

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北平田保育園大運動会

2022年10月01日 | 日記

 コロナに気を使いながら北平田保育園(園長佐藤ゆかり)では、雲ひとつない秋晴れの下「空いっぱい輝けワイワイうんどうかい」と名づけ、第63回目の運動会を開催した。
 参加は保護者2名と理事会から3名が可能で、それぞれ事前にチェックシートに必要事項を記入した上で入場口からのみ会場に入る事が出来る仕組みになっていた。
 運動会は玉入れから始まった。紅白に分かれた園児はスターターの合図で一斉に籠を目指して玉を投げ入れた。これがなかなか上手で手馴れた感じがした。終わって皆で籠の玉を数えると、21対28で白組の勝となった。
 年齢別の障害徒競走は親子ペアの競技で、泣き出す園児がいたり、要領のいい子がいたりの千差万別である。保育日数の違いが現れる競技の様に見えた。軽快なリズムに合わせた3・4・5歳児の遊戯ツバメは簡素な中にも華があり思わず手拍子が出た。
 5歳児リレーが最後の競技だった。紅白に分かれ抜きつ抜かれつの激レースには力が入った。たびたび保育園にも足を運ぶが園児たちのこんなに真剣勝負の顔は見た事がない。勝ちたい速く走りたいと思う心の成長である。
 感動した北平田保育園大運動会だった。

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