とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

知事との意見交換会に欠席した県議たち

2020年08月29日 | 日記

 安倍総理の突然の辞任表明には驚いた。健康は本人のみしか分からない事なので、致し方ないと思う。県議会にも驚いた現象が起きている。今月の21日、庄内地方選出県議と吉村知事の意見交換会が、豪雨被害と新型コロナの対策をテーマに庄内総合支庁で開催された。
 ところが、報道で自民党県議4人の欠席を知った。庄内選出の県議は11人である。報道によれば鶴岡市区の5人は全員が出席。酒田市・飽海郡区と東田川郡区は2人のみ出席とある。
 欠席された県議に住民の苦情や悩みが届いてないのだろうか。選良された議員は選挙区の実情をいち早く県行政に届ける義務を負っている。少しでも解決する努力を住民は望んでいる筈なのに、せっかくのチャンスを放棄してどんな意味があるのか理解ができない。
 あまりの異常さに庄内総合支庁に確認をした。それによると、欠席は4名で、内一人は文書で意見の開陳があった事が分かった。山形県全般では、新庄・最上区が全員の出席で他のブロックでは庄内と似たような状態である事が分かった。
 県知事選への思惑かも知れないが、知事は県民から直接選ばれる事を考えると思惑とは反対になる様に思える。

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コメに三菱商事がデジタル参入

2020年08月22日 | 日記

 三菱商事が、農家と流通業者をインターネットで結びつけるプラットフォームの構築に乗り出したと報道があった。専用アプリを使い、条件の合う農家と買い手を結びつける仕組みで、今秋からコメを対象にスタートさせ、その後、農産物の品目を増やすとしている。
 配送サービスも開始する方針で、コメの通販を連想させる革命的な取り組みと言える。詳細はまだ分からないが、流通業者がアプリ上で買いたい銘柄や産地の希望を登録、それを見た生産者が取引したい相手と連絡をとる。ロッドは大型トラック一台分程度から取引可能としている。
 これが成功すると農産物の流通は新たなフェーズに入る。流通業者が欲しい銘柄や産地を生産者は、栽培開始前から知る事が出来る。営農計画が立てやすくなる一方で、気象変動や産地、品種間の格差が広がるリスクに農家が耐える事ができるのか、課題も残る。
 農業のデジタル化が進む中でも、コメの流通は複雑で分かりにくい。店頭価格の3分の1程度が流通経費とみられ、残りが農家手取りになる。新しいプラットフォームの参入は、JA全農を通さない新たな取引ルートとして注目される。
 流通のデジタル化は農産物も例外ではない。

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回天の魁士「清河八郎」

2020年08月15日 | 日記

 最上川と立谷沢川の合流地点にスギ林が深い清川歴史公園がある。ここは江戸時代に「荘内藩清川関所」があった所で、庄内と内陸の交通の要所であった事が分かる。現在、川口番所と船見番所が復元されており、特に船見番所は西廻り航路で酒田港からの貨物を厳重に点検したと言われている。
 公園の南端に北楯大堰があり庄内左岸の田畑を潤している。北楯大堰は約400年前に狩川城主の北舘大学助利長によって開削された施設で、一日7400人の人夫を動員し、僅か4か月で10キロの水路完成させたと記録されている。平成30年に「世界かんがい施設遺産」に登録されている。
 隣接して清河神社があり清河八郎記念館がある。清河八郎は激動の幕末を駆け抜けた明治維新の魁と言われ、庄内が輩出した偉人である。尊王攘夷をかかげ明治維新を引っ張るも、幕府の刺客で34歳の若さで暗殺され、明治政府に加わることは出来なかった。
 清河八郎は清川村の庄内一の造り酒屋の長男として生まれている。18歳で江戸に出て最高学府の昌平坂学問所に入学。北辰一刀流兵法免許も取得している。
 寺田屋の事変後、幕府に「急務三策」の建白書が認められ「浪士組」を結成、将軍上洛の警護に当たる事になるも「我々の本分は尊王攘夷なり」と唱え、血判状を集め京都御所に提出し受理された。一緒だった近藤勇らは反発、新選組を結成し決別する事になる。
 回天を成し遂げた清河八郎だったが、無念の死を遂げる事となる。

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最上川さみだれ大堰

2020年08月08日 | 日記

 国道47号線沿いに流れる最上川の庄内・内陸の境界あたりに「最上川さみだれ大堰」がある。これは最上川の安定した水位を維持し農業用水の安定供給のため国営事業として平成元年に着工し、平成7年に完成したものである。
 ゲートは国内最大級のラバーダムで、全長209.5mの水門はゴムで出来ている。空気の注入で起伏を調整しダムの高さをコントロールして一定の水位を保つ仕組みである。ダムが最高位の時でも魚が通れるよう魚道が両岸にあり、水中の魚が見れる施設もある。
 庄内平野に約3万9千ヘクタールの水田がある。米の主産地として国民の食糧を支えた歴史がある。特に、夏の「ヤマセ」は無く、安定した食糧供給基地として貴重な存在であった。しかし、河川がぜい弱で水不足が常で水争いが絶えなかった。
 そこで政治が動いた。最上川の安定した水資源の活用である。昭和40年代に国営最上川下流右岸事業などで最上川から直接取水する基幹的な施設が整備さた。草薙頭首工から水利トンネルを通って最上川右岸6千haに水が供給され水争いは消えた。
 しかし、昭和48年、59年、60年の渇水で水位が下がり最上川を仮締切堤で急場をしのいだことから「最上川さみだれ大堰」が造られる原点となった。
 この歴史に触れる度に、政治の原点を知る気持ちになる。

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日テレ「行列のできる・・」に雪若丸登場

2020年08月01日 | 日記

 日本テレビの人気番組「行列のできる法律相談所」に山形県が今年デビューさせた「雪若丸」が登場しビックリした。しのぎを削るブランド米競争の中、今ホットな永瀬 廉さんと「雪若丸」のコラボ効果は抜群の期待感がある。
 永瀬 廉さんは若者の間で「国民的アイドル」とも言われ、ジャニーズ事務所所属「KinG&Prince」(キンプリ)のメンバーで白米好きが有名で知られている。
 7月26日(日)の放映は、スタッフからコメの質問で始まる。「玄米は」に「食感と色が違う」「赤飯は」では「何で豆いれるの」「お餅は」には「好きではない。米をつぶしちゃあダメ」と白米にこだわる会話があった。
 いよいよ、スタジオにおひつに入ったご飯が登場。おひつのフタの開け方で笑いを誘い、ご飯をよそって食べるシーンで、ふうふう冷ますのに時間がかかった。猫舌で熱いものはダメらしい。ここでも笑いをとった。
 「いただきま~す」「うま~い。一粒一粒弾力があって、一番好きな硬さです」「最高の牛若丸」と叫んだ。「雪若丸です」と注意が入った。「聞き捨てならないっすよ。牛若丸食べているのに、それ言います」「でも雪若丸や」と再度訂正されていたが、牛若丸を使ってインパクトを強めた演出が「さすが」と思えた。
 「雪若丸」はまだ本格販売はしていない。粒の大きさと白さが反響を呼んでいる。高視聴率番組がトップアイドルの起用で放映された「雪若丸」は白米のレジェンドとして君臨するかも知れない。

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