とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

庄内空港5便化見送る

2020年02月23日 | 日記

 庄内空港羽田便の5便化は見送られる事となった。庄内羽田便が2006年にナイトステイを実現。羽田発が午後8時頃フライトの4便化となり、利便性が格段に高まった。新千歳便と伊丹便を合わせて庄内空港の搭乗者数が40万人近くまでに伸びた。
 しかし、新千歳便と伊丹便はすぐに相次いで廃止され、羽田便のみとなった。しかもその時間帯が庄内発は午前と午後にそれぞれ4時間近くの空白時間がある。羽田発は午前7時頃より4時間間隔のフライトで、増便運動は当時から続いていたが、実現する事は出来なかった。
 そんな矢先、県はじめ関係者の努力でLCCのジェットスター・ジャパンが昨年の8月に庄内・成田間に定期便が就航する事とになった。羽田便一本槍だった庄内空港には画期的な出来事である。山形県にとっても空路の多元化は価値のある事で、定着化すれば増便の可能性も期待できる。
 そんな矢先、国交省が実施している羽田発着枠5便増のコンテストがあった。これは航空会社と自治体の共同提案によるコンテストで、空港を管理する県の意向は大きい。側聞するに、増便運動の進め方が丁寧だったのか。新就航したJJPの価値をどのように見通したのか。両航空会社との意思疎通は充分だったのかが気にかかる。
 いずれにせよ、庄内空港の利便性向上は庄内の土台になる。

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桃の節句

2020年02月16日 | 日記

  桃の節句が近づいてきた。あちこちに雛人形展のお知らせがある中で、ニシン漁で財を成した旧青山邸に足を運んだ。手入れの行き届いた邸宅の本邸に雛人形は飾られていた。
 青山家に代々受け継がれた「古今雛」の段飾り雛が3点だった。知識のない私にとってその貴重さは分からないが、何となく時代の移り変わりや、作った職人魂が心に伝わって、現代の大量生産で安くとは真逆の価値に触れることが出来た。各地にたくさん残っている「古今雛」はそれぞれオンリーワンである。
 3月3日は桃の節句で桃、5月5日は端午の節句に菖蒲、7月7日の七夕は笹、9月9日の節句は菊を飾り季節を分ける節目としていた。もっともこれは旧暦でのことであり、現代の季節とはそぐわないが、季節の早取りは許されるのかも知れない。
 節句は季節を分ける節目と言われている。季節を恐れ、来る季節に期待を込める思いを繋いだ先人の心が今に伝わ伝わっている。

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庄内のあけぼの

2020年02月10日 | 日記

 山形県庄内には人口約23万人が住んでいる。鳥海山に連なる出羽丘陵、月山と連なる朝日連峰の深い山脈に囲まれ、内陸部とは隔離されている。
 1970年代に全国的な高速交通時代を迎えたが、庄内地方は取り残された。短期間での解消は先ず空港だった。一県一空港時代、これを突破するには大きな力を持ったリーダーと、庄内の団結だった。署名運動は勿論の事、100円カンパも実施された。コメが貴重な時代、三川町の「美田をつぶすな」運動は痛かった。
 この誘致運動のキャッチコピーは、俯瞰する陸の孤島「庄内島」である。閣議で決定され、いよいよ工事かの時「浜中の地権者を守る会」が結成され反対運動が起きた。成田闘争を彷彿させる厳しいものだった。粘り強い説得で1988年にようやく起工式となり、1991年に一便が飛んだ。
 それから29年が経過「陸の孤島」庄内島からの脱出は空路だけではない。庄内の高速道が小間切れ状態である。先日、日本海沿岸を貫通する「日東道」に朗報が入った。酒田みなとインターから遊佐鳥海まで12キロが23年度まで開通し、更に秋田県小砂川まで10.6キロが26年度に開通の見通しと国交省の発表があった。これで秋田県とはつながる事になる。
 一方、新庄酒田道路も高屋道路から新庄まで17.4キロが間もなくつながると聞いている。長い暗いトンネルの先に明かりが見えてきた。
 鉄路もつながれば、陸の孤島「庄内島」からの脱出は出来る。

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東京圏、一極集中が加速

2020年02月01日 | 日記

 人口が東京圏への一極集中が加速していると新聞が報じている。これは、総務省が31日に公表した人口移動報告によるもので、東京圏とは埼玉、千葉、東京、神奈川を指し、昨年一年間で14万8783人転入超過したとある。特に、前年より転入者が8千915人多く3年連続して前年を上回っている事に驚いた。
 一方、過疎地域を対象としたした調査では昨年4月の時点で、65歳以上の住民が半数を占める「限界集落」が全国2万349箇所と増加スピードが上がっている。将来は無人化して消滅する恐れとある。住民全員が65歳以上の集落が956にも上り、10年以内に消滅の見込まれる集落があると言う。
 山形県も4千151人の転出超過で、昨年より618人増えている。特に3月期の移動が大半を占めることから、就職や大学の影響と思われる。地方創生の政策を大々的に掲げながらも効果は現れていない。
 東京を代表する繁華街「銀座」を銀ブラした。平日にもかかわらず祭りでもある様な賑わいである。世界中から最先端のものが集まる流行の発信地でもあり、有名ブランドショップ、グルメ、カルチュア施設が集まっている。歌舞伎座もここにある。外国人も多くさすが銀座はすごい。
 築地も歩いた。狭い路地は歩きづらいほど雑踏である。豊洲に市場が移っても築地ブランドは健在である。コーヒーショップで一服しながら昼食は、初セリで高価マグロをせり落とす事で有名な「すしざんまい」本店とした。長い行列に並んだ。70人ほど入るフロアが3階まであり、3階に案内された。せっかくだから「まぐろざんまい」を注文した。1人前3千100円なり。旨いものは旨い。

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