後輩ちゃん決断するの巻 ～結果編～

後輩ちゃん（29歳独身女子）が彼氏のコカド君に放置されている件に関し、話し合いをするということになった事は先日書いたとおりです。
（詳しくはこちら）
で、その話し合いが先週の日曜日に後輩ちゃん宅で行われた模様。
結果は後輩ちゃんと直接会って聞いたワケではなく、今のところLINEでの報告のみですが、結論から申し上げますと…

コカド君とはお別れしました

…とのことです。

正直、「やっぱりね」って感じです。
後輩ちゃんには申し訳無いけれど、後輩ちゃんから聞いているだけでもコカド君は後輩ちゃんに「気が無い」ってのは明らかだったんだもの。
後輩ちゃんの「コカド君大好きフィルター」を通して聞いた話だけでもこう思うくらいなんだから、実際の二人の会話を現場で聞いてたらもっと気が無い感丸出しだったのかも知れないね。

で、その話し合いの詳細もまだ聞いては居ないけれど、ざっくりと言えばこんな感じだったらしい。

ワタシは結婚願望を持っていた。
でも、重い女と思われたらイヤなのであまり前面に出して言わなかった。
今も大好きだし、結婚するならアナタしか居ないと思って付き合っていた。

これに対してコカド君も「自分も結婚願望は強い」「でも、この先出会いがあるとも思えない」とのコトだったので、後輩ちゃんが「何で！？ワタシがいるじゃない！」と迫ったらしいのだが…ここでコカド君がどのように返答したのかは聞いてないけれど、最終的にお別れという結論に至ったようです。
つまり、結婚はしたいけど相手はお前じゃないってのがコカド君の返事だったのだろう。

後輩ちゃんは大泣きして翌日目を腫らして会社に行ったそうです。
でも、コカド君も泣いていたそうです。

…て。
コカド君、一体何の涙なのですか！？

そして後輩ちゃん宅を去る時のコカド君はとても名残惜しそうだった、と後輩ちゃんは申しておりました。

…て。
そんなに名残惜しいなら何で1ヶ月以上も放置し、アナタと結婚したいと目の前で言うてる彼女と別れる決意をしたのだ！？

まったく、コカド君という男は分からんヤツだ…。
結局、彼女では無く「都合のいい女」が欲しかっただけなのか？

ま、これでいいでしょう。
気の無い相手をいつまでも追いかけてても仕方が無い。
人生における貴重な時間を無駄に使うことになりかねない。
逆に、本当は良縁が目の前にあるのにそれに気が付かずにチャンスを逃してしまう可能性だってあるしね。
後輩ちゃんの心の傷は大きいようだが、一歩ずつ前に向かって歩いていけば良いさ！

…で、終わると思ったら少しだけ続きがありまして。
翌日、後輩ちゃんにLINEが来たんですと。
そう、相手はコカド君です。

後輩ちゃんと会ったとき、コカド君が指を大きく腫らしていたようで。
草野球でつき指をしたらしいとのこと。
で、後輩ちゃんは湿布をしてあげたんですと。

で、翌日。
コカド君から「病院行ったら骨折だったわ」と。

後輩ちゃん、「別れた翌日にLINEて、もしかしてまだチャンスあるのかな！？」と。
先日の飲み会メンバーは声を揃えて後輩ちゃんに言ったさ。

「無い！」

しかし、コカド君もヘンなやつですな。
別れた彼女に何のつもりの報告なんでしょ！？
そして、これを報告することによって後輩ちゃんからどんな返事を期待してんですかね？
心配して欲しい？
それとも、腫らした指を知ってる後輩ちゃんが心配してたら悪いと思った？
いずれにせよ…

だったら何で別れたの？

…て話やから。

後輩ちゃん「何て返事しといたらええやろ？」
飲み会メンバー「無視でいいやん」
後輩ちゃん「自分が無視されて悲しい思いしたから、同じようなことはしたくない…」

あのね…
自分が他人にされて嫌なことは自分はしないってのは大切なことだと思う。
でも、今回は少し状況が違うでしょうに…

それでも何らかの返事はしたいと言う後輩ちゃんに対し、飲み会メンバーが出した返答案。

「それが何か？」
「私たち、別れてますよね？」
「お大事に」

で、結局後輩ちゃんは「お大事に」と一言、返信しておいたそうです。
（コカド君からは「ありがとう」とだけ、返事があったそうです）

つーことで、これで後輩ちゃんの恋の話はジ・エンド。
まだ若いんだし、これからもっといい人が見つかると思うぞ。
（少なくともコカド君はいい男だとは思えない…）
頑張れ！後輩ちゃん！


…さて。
これまで散々後輩ちゃんの相談に乗ってきたオレ。
そろそろ約束の報酬を請求しようかな…。

何？報酬て？
以前後輩ちゃんから昼夜問わずの相談のお礼に「飯をおごる」との提案があったんだけれど、オレはそれを断った。
「飯なんていらん！オレと競馬場デートしてくれる女子を紹介してくれ！」と。
そしたら後輩ちゃんが「任せとけ！ワタシの人脈を甘く見るな！」と。
で、今のところ紹介してくれる気配が無いもので。
残念な結果となったとは言え、一旦結論も出たことだし、そろそろオレへの報酬を請求してみようか…と

オレかてまだまだ出会いも結婚も諦めたワケでは無い。
他人の恋の相談に無償で親身になってやるほどオレは出来た人間では無い。
お礼はキッチリしてもらうで。
オレはそういう人間だ…


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