角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

これも一つの出会い。

2006年03月06日 | 実演日記
今日の草履は、リサイクルシリーズMサイズ23.0cm〔2300円〕
薄いブルーの綿生地をベースに、鼻緒は紺のいたってシンプルな配色です。
常連さんと米蔵スタッフの三人で、今日作った草履にタイトルをつけて遊んでいました。米蔵スタッフがこの草履につけたタイトルは、「ミントアイス」。私では思いつかない名前です。


『あっ、おじさーん!ずっーと来ないから心配したじゃな~い』

西宮家の近くに住んでいる小学3年の女の子二人組。去年の実演でもちょくちょく遊びに来ていて、すっかり“おともだち”です。娘たちの小学校では長くPTA活動に参加したので、子どもたちにも結構顔だけは売れています。西宮家に遊びに来る女の子二人組は、わが家の娘たちと学区が異なるため、私を「草履職人」としか知りません。ですから呼び名も「おじさーん」になるわけです。

図書館で見てきたビデオ、写生してきた絵、ともだちからもらったぬいぐるみ、一方的に喋りまくった二人は、満足気に帰って行きました。いることが分かれば、おそらくまたちょくちょく来るでしょう。

この二人組も、西宮家での出会いの一つです。
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2 コメント

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面白いですね (クロノ)
2006-03-07 02:10:28
ミントアイス。そうやって作品に名前がつけられると面白いですねぇ。一見遠いイメージのようですが、それが逆に新鮮で、印象に残りますねぇ。もう何度見直しても「ミントアイス」ですよ。

そして次は?なんて期待しちゃいます。(笑)

遊びにきた女の子たちに聞いてみたら、また凄いタイトルが生まれそう・・・。
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7日の草履は (草履職人)
2006-03-07 05:45:28
それ面白そうですね。今度女の子たちが来たらやってみよう。





「ミントアイス」の名付け親は、20歳代の女性です。おそらくあと10年経てば出てこない名前のような気がします(苦笑)。



昨日の夕方片足だけ出来た草履を「今日の草履」に載せるつもりです。この草履タイトルは「夜桜」です。
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