角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

ちょっと違います!

2015年08月11日 | 地域の話
八月も半ばに入ると帰省が始まります。昨日は秋田市が故郷で東京に暮らすこと50年余りというおばさまがお立ち寄りでした。幼なじみのおばさまと二人、田沢湖の温泉に一泊だそうです。
今日は旧西木村が故郷で横浜市に暮らすおばさまがお越しでした。こちらのおばさまはかねてからのご愛用者で、お買い換えのご訪問です。あいにく今日はお持ち帰りが叶いませんでしたが、滞在最終日の16日までお作りすることにしました。

秋田県を故郷に持つ角館草履のご愛用者が多いです。するとお盆帰省の折にお買い換えに訪れる方が少なくありません。遠く県外に暮らしていても、足元にいつも故郷を感じてくださっていると思えば、作り手としても大きな励みになりますね。
お買い換えではなくとも、角館散策の折にお顔を見せてくださるご愛用者もいます。今日も大仙市のおばさまがお連れの方をご案内して角館散策でした。『ここの草履はちょっと違うのよ!』と自慢げに話されているのを聞くと、また励みになるものです。

7月16日のブログにご登場の「アグリ アサノファーム」さん。こちらのトウモロコシが収穫期を迎え、先日第一便が届けられました。名前を「みつばちコーン」といいます。受粉の多くをみつばちが担うのと、ハチミツのような甘さが由来だそうです。
トウモロコシは大好物のうえ、糖度21超えなどというものは一度も口にしたことがありません。生産者がまず言うのが、『生のままかじってみれ』。早速帰宅し輪切りにすると、家族みんなで「生食」を試してみました。驚きますよ、なんの違和感もなく食べられるんです。

皮を剥いた「みつばちコーン」を水から茹で、沸騰したら3分で冷水に浸します。これが甘味を最も残せる方法だそうです。出来るだけ早く食べきるのが最良ですが、冷蔵庫で数日は甘味が落ちません。その夜10本ほど茹でた「みつばちコーン」は、一日半で家族の胃袋に消えました。軽く岩塩をふると、際立つ甘さが絶妙でしたね。

明日第二便が届く予定なので、わが家のお盆の来客を驚かせようと思っています。このブログ読者さんで食べてみたい方がおられましたら、トップページのメールリンクからご連絡ください。いくら美味しいといっても単価が低いですから、発送が必要な距離の場合送料が気になりますけどね^^;
でも食べてみれば、『ここのトウモロコシはちょっと違うのよ!』と必ずや自慢されることでしょう。


コメント (2)
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