坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

【坂井の議会改革提案、不一致で終了。残念!!】市議会議員の防災服をゼッケンベストに変更しよう

2020-05-26 | 市議会(2018年)

端的にいうと、
▶︎ 議員に貸与されている防災服。
・当選時に採寸しているので、事実上の使い回しはできていない個人仕様。

・ 一式にかかる経費は2万5,800円(略帽2,800円、上衣6,800円、ズボン6,000円、ベルト700円、編上げ靴9,500円)。議員24人だと税込で68万1000円
・ 災害時に”議員であること”はわかった方が良いけども、それが”防災服”である必然性はない。

→使い回しができて、より安価な(ネットで調べたところ1着1,000円程度)ゼッケンベストに変更しよう!という提案をしました。が。不一致で終了。とてもとても、残念。

 ちなみに、私は初当選の時から、貸与を受けていません。災害発生時に、防災服に着替える暇があるならば、速やかに動く方が良いと思いますし、災害対応における特段のスキルがない議員が、防災服を着用する意味が理解できませんでした。あと、初当選時に、1着およそ3万円かかると聞いたとき、高いと思った&義務でないというのでお断りしました。

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不一致となった協議最終日、5月26日の意見を記しておきます。

賛成意見 順不同・会派名は略称
【こがおも】賛成。現状のものは必要ないので、交換で構わない。
【緑・つながる】防災服の代わりにゼッケンベストがあれば良い。ゼッケンベスト以外のものは不要。
【市民会議】賛成。ジャンパー、アポロキャップ、ヘルメットを検討してほしい。議会費の削減にはならないと考える。ほとんどの議員は、防災に関して素人。形だけ防災の専門家のような、消防署や消防団に似た服を着ることには弊害がある。自主防災会に近い形の出で立ちの方が良い。議会の色を決めて、背中に小金井市議会と入れて活動する。それを着て活動する方が素人の議員がやる上では、市民に対して親切、丁寧だし、あるべき姿。
【共産党】ゼッケンベストがあれば、現状の防災服はいらない。他の装備は準備する必要はない。
【公明党】今の服をやめるかどうかの結論はでないにしても、ベストかジャンパーにした方が良い。基本的には置き換えても良い。

 

反対意見 順不同・会派名は略称
【自民党・信頼】現状のままで変更する必要はない。防災服着用の規定もないまま、水防訓練や総合防災訓練でも着用義務のないままの予算措置が不思議になされ、しかも貸与であるという状況。非常に不確かなまま、きているのが現状。ゼッケンベストを、あたまごなしに悪いと言うつもりはない。それを、ゼッケンベストに変えるということではなく、災害発生時にどう言う格好で臨むのが良いかを確認しながら準備をする。当選した時に、選択制なのか、貸与されているものについては今後も着用し続けて良いのか、なども含めて話し合いをした上で、新しい形を模索していくべき。
必要と言いながら、防災服で現場に駆けつけて、何かしてほしいとは全く思っていない。災害等が発生した時のあと、着用していることで大きな効果が得られる。作業員として捉えている訳ではない。

【みらい】ベストを否定しないが、防災服は防火素材になっているので、ベストに置き換えることには反対。防災服をなくすということにはならない。

 

最後に。市民の信託を得て議場にいる議員は互いに尊重されるべき。&他人を変えることはできないので、自分自身のスキルアップの必要性を痛感しました。特に、発言意図がわからないときに理解できるまで説明を求める力と、”何度聞いてもわからない”からといって、諦めない力。(私にもココロはあるので、心情的にいうと色々思うところはあります。)

 

参考:資料請求があったので、提出した26市状況調べ。

 

 




 

 

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