小金井市議会、4月25日は閉会中の厚生文教委員会でした。保育園関係で報告があったので、3点についてピックアップします。
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1)株式会社コスモズの件 (←坂井ブログ内記事)
2)保育課再調査の件 (←坂井ブログ内記事)
3)なないろ保育園の件
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3)なないろ保育園の件
4月22日に新聞報道もあったのですが、小金井市から口頭での行政報告がありましたので、テキスト化しました(文責・坂井)。
小金井市としては、市にできる範囲で2つの対応をとっています。
*公立園5園(各園2人)での緊急預かり(一時保育とは別枠)
*転園希望者に対して、申請書類の提出期限の延長
はやく日常通りに開園できるよう尽力いただきたいところです。
それでは、子ども家庭部保育課から、小金井なないろ保育園に係る対応経過について、口頭にて報告いたします。
まず最初に、小金井なないろ保育園の運営において、急な休園及び家庭保育のお願いという事態となり、利用者の皆さま及び市民の皆さまに大変なご心配をおかけしていますことをお詫び申し上げます。
本件は令和5年4月18日(火)午後5時過ぎに、小金井なないろ保育園の運営事業者である社会福祉法人なないろから、小金井なないろ保育園の職員の大半が急な休みを申し出たことにより、同月19日(水)以降の保育園の開所が厳しくなったとの連絡がありました。
市は、運営法人から聞き取りを行い、状況を確認した上で、運営法人に対し、法人本部及び系列園からの職員応援、休みを申し出ている職員に対する出勤要請等の対応を行い、保育園を救援することがないよう、対応を求めましたが、結果として職員体制の確保ができず、令和5年4月19日の朝には、保育課職員が保育園の現地を訪問し、園長から保護者の状況を聞き取りするなど対応するとともに、法人本部に対し通常開園に向けた職員体制の確保について早急に対策を講じるよう強く要請を続けています。
小金井なないろ保育園については、保育課への問合わせとして、令和5年3月24日以降、小金井なないろ保育園の職員や保護者から保育課宛てに同園の人員配置への不安に関する相談があったため、同年4月6日に運営法人の本部職員を市に呼び、職員体制の状況を聞き取り、人間関係も問題があること、その対策として人事異動を行うことの確認をとっており、運営法人に報告書の提出を求めていたところです。
現在、保育課及び公立保育園において、小金井なないろ保育園の保護者への緊急的な対応ができないか協議を重ね、次の2点の緊急対応を開始しています。
1つ目は、公立保育園5園における緊急預かりの実施です。当面の対応として、令和5年4月25日から同月28日まで、1日あたり各園2人の緊急預かりを行います。
2つ目は、転園希望者に対する申請書類の提出期限の延長です。次の入所申請である令和5年6月1日入所の申請において、小金井なないろ保育園保護者が転園申請を希望する場合、就労証明書など取得に時間を要する書類の提出期限を延長し、受付を行うこととします。
小金井なないろ保育園は、令和5年4月20日(木)から同月28日(金)まで、産休・育休中のご家庭について家庭保育をお願いし、預かり児童数を減らした形で開園しています。
市としましては、引き続き運営法人に対し認可保育所として適切な職員体制を早急に確保するよう求めるとともに、保護者の方からの相談などていねいな対応に努めてまいります。
報告は以上です。