庁舎等建設に関する協議会は、10月末までの予定でしたが、10月14日付けで西岡市長が辞職されたため、”出口”をたどり着かないまま終了することとなりました。
協議会の座長が、最後にまとめた文章です。
動画はここ🐔(小金井市議会YouTubeへ)から
庁舎等建設に関する協議会について
この協議会は、西岡市長からの要請を受けての協議会であり、異例と言える会議体でしたので、議長と協定を結んだ西岡市長が辞職してしまいました今、事情は大きく変わりました。西岡市長からは「着工可能な成案が得られるよう、論点を整理をする」ことを求められていたところです。実際にはそこまでには至っていないと思いますが、10月末までには、1)いくつかの建設パターンの比較、2)現設計の修正の条件を示し専門家に委託し調査をする、3)基本設計まで視野に入れる、といった内容に関しまして、正副座長から議員の皆さまにお示しをしながらご意見を伺ってまとめることを考えておりました。
しかし、求められたまとめをお返しする相手方である市長の辞職により、事情が変わったと思っておりまして、むしろ新しい市長がどのような判断をするのか、ということを考えると、議会からまとめたような内容をお伝えすること自体、市長の権限に一定の制約をしてしまうことになりかねません。
協議会で話した内容については、議事録や資料により、新しい市長の下、改めて庁舎等建設の検討に活用していただければ幸いと思います。執行権を持つ市長と行政、チェック機能を発揮する議会、それぞれの役割が果たせる場所に戻り、より良い政策の形成に向け、頑張っていくことが市民のために必要なことだと感じるところであります。
ここで、協議会はここで終了といたしますが最後に、市長職務代理者から発言を求められていますので、発言をお願いしたいと思います。
最後に市長の職務代理者である副市長からの発言もありました。
会の最後に際しまして、まずは御礼を申し上げさせていただきたいと思います。まず、座長副座長この間の協議会の運営にご尽力いただきまして誠にありがとうございました。
また議員の皆様方におかれましても5月10日の第1回の協議会以降ですね、本日で第10回目となるこの協議会におきまして様々なご意見ご議論また代替案のご提示などいただきまして本当にありがとうございました。
今座長の方からお話もありましたけれども残念ながら取りまとめというところまで至らなかったものでございますが、この間にいただきましたご意見等につきましては今後の市における検討に活用させていただきたいという風に思っております。
引き続き早期の建設に向けまして新しい市長のお考えも伺いながら市として取り組んで参りたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。以上です。
座長の発言のとおり、市長が辞職された今となっては会の設置目的を果たせないので、このような締め括りにしかなりません。会派からの意見を文書で提出できることとなったので、短く見解を表明するつもりです。