坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

”障害のある人もない人も共に学び共に生きる社会を目指す小金井市条例”が改正!!

2022-04-06 | 市議会2022年3月議会

 ”障害のある人もない人も共に学び共に生きる社会を目指す小金井市条例”が改正しました。

 条例を制定した時に「3年をめどに見直す」としていたことに基づく改正です。12人18件のパブリックコメントを経た修正も踏まえ、市議会では全会一致で可決しました。

 今回は、短期集中型で、条例の実効性を担保するための必要最低限の見直しとなりました。自立支援協議会のワーキンググループでは、”今回のようなスケジュールではやりたくない”という趣旨の発言もあったので、次回は審議期間を確保できるように&整理しきれなかったところは次回の改正時に検討することとなります。

 とはいえ、今回の改正で、事業者への合理的配慮義務化や、手話の記述が入ったのは良かったと思います。

 

事業者の合理的配慮が義務化 小金井市独自の支援も予算化

 市のみならず、事業者にも合理的配慮が義務化されました。また、市独自の事業で、支援措置が予算化されたのも特徴的です。

合理的配慮の提供支援事業概要



 

手話が独自の文法体系を持つ言語であると明記


 ”手話が言語である”旨をどこまで表現するかがポイントにもなりました。パブリックコメントに、聴覚障害者協会からの意見も出ていました。
 坂井としても、”障害者差別解消条例”に、手話は独立した言語であるという趣旨を全て入れ込むのは困難と考えているので、この条例の中での記述はこの程度にとどめ、手話言語条例は別に規定すべきものという認識を持っています。

 その他、次回の改正時には、「障害の社会モデル」や「重複障害」等についても検討していただきたいと要望をしました。



 最後に、改正条例に関連する資料をアップしておきます。

次回検討に係るスケジュール(案)  (次回は審議期間を確保できそう)



市に寄せられた特定相談の件数及びその概要について


選挙時における合理的な配慮の提供について


条例の一部を改正する条例の各条項における改正の根拠等について


 

 

 

 

 


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市議会として、”新庁舎建設が着工できるよう全力を傾注すること”を表明

2022-04-05 | 市議会2022年3月議会

3月議会(2022年第1回定例会)の坂井的トピックを順次、ホーコクしていきます


市議会として、”新庁舎建設が着工できるよう全力を傾注すること”を表明

 荒れ模様の新庁舎建設。市長が、「設計や建設の時期を大胆に見直すことも含め、議会と協議する場を持ちたい」と発言したことから、今後、協議の場を持つこととなります。場の持ち方の詳細は未定で、今後詰めていくこととなります。


  市議会として、「庁舎等複合施設の建設に向けて、市長と市議会の協議の場において、着工可能な成案を得られるよう全力を傾注することを表明する決議」を全会一致で可決しました。

(*決議とは、市議会の意思を内外に示すものです)



 決議の中で、「今般のような事態を招来した責任は、直接的にはこの間の市長の執行責任にある。一方、市議会もチェック機能を果たすよう努めてきたが、一定の責任があるものと考えなければならない」としました。その通りだと考えています。

(画像をクリックすると、PDFがご覧になれます)

 


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市長に”国分寺崖線の緑と自然を保全した魅力あるまちづくりの推進”を求める!

2022-04-04 | 市議会2022年3月議会

3月議会(2022年第1回定例会)の坂井的トピックを順次、ホーコクしていきます。

 

市長に”国分寺崖線の緑と自然を保全した魅力あるまちづくりの推進”を求める!

「第5次基本構想に基づき、国分寺崖線の緑と自然の保全を求める決議」を可決しました。坂井も賛成。

 

(画像をクリックすると、PDFがご覧になれます)


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市長の給与9万6,500円減額条例に反対しました。

2022-04-02 | 市議会2022年3月議会

3月議会(2022年第1回定例会)の坂井的トピックを順次、ホーコクしていきます。

市長の給与9万6,500円減額条例に反対しました

 

西岡市長が、自ら給与減額条例を出してきました。賛成多数で可決していますが、坂井は反対。これまでの減額条例は、市長の意思を尊重してきましたが、今回は反対しました。

 

西岡市長の過去の給与減額は3件(坂井調べ)


 坂井調べでは、過去の西岡市長の給与減額は3件でした。
 行革のためや”新型コロナ”の影響のため、という理由は理解できます。
 あとは、社会福祉委員への報酬を誤って支給していたという、不適切な事務執行があった場合に責任を取る減額。つまりは、何かやらかしてしまいました。ごめんなさい。これも理解できますが、しかし、今回の減額条例の提案理由は「新庁舎建設で具体的な方針を示せず、議会日程が延長となった」という理由。何もしなくてごめんなさい、なんですよね。

 坂井的な優しさ視点で言うと、これは筋違いです。何もしなくてごめんなさい。政策提案しなくてごめんなさい。と言う理由による減額はあってはならないと考えます。

 厳しさ視点で言うと、この程度で、この間の責任を済ませようだなんて、軽々しすぎて認められませんでした。

 

 

 

 


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意見書可決〜「建築物省エネ法」改正案の今国会での審議及び成立を求める意見書

2022-04-01 | 市議会2022年3月議会

3月議会(2022年第1回定例会)の坂井的トピックを順次、ホーコクしていきます。

坂井が提案した「建築物省エネ法」改正案の今国会での審議及び成立を求める意見書 が反対なしの賛成多数で可決しました。

 

 

国会批判もしてるので、賛成が難しい議員もいるのでは?と思ったのですが、反対なく意見書を可決できました。



(画像をクリックすると、PDFがご覧になれます)


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