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テレビ・ドラマ輸出で、トルコは世界第2位になった

2017年10月01日 | 文化
10月2日 インタープレス・メディア・サービスの調査によると、トルコ人は、テレビの4時間を含め、スマホ、タブレット、コンピュータのスクリーンを1日9時間見ているということです。

 Hurroiyet
日本でも放映されている「壮麗なる世紀」の華麗な登場人物たち


トルコのテレビで最もよく見られるのはドラマだそうです。トルコのドラマは、およそ100か国で見られています。トルコはTVドラマの輸出で、アメリカに次いで世界第2位になり、3億5000万ドルの収益を上げているそうです。

近年は、とくに中南米諸国で、トルコの昼メロが人気で、トルコのドラマがトップ15番組に入っています。ブラジルやメキシコの昼メロは、かつては大人気でしたが、いまはトルコが追い抜き、これらの国々にTVドラマを輸出しています。

この調査によると、中東諸国は富裕階級のモダンな生活を描いた、トルコの昼メロを見ていますが、中南米諸国の視聴者は時代劇を好み、ヨーロッパ諸国はテーマのあるドラマに興味を示しています。トルコが新たに目標にしているTVドラマ市場は、中国、日本、インドだそうです。

NoluyoTVが行った調査では、世界で最も多く見られたトルコのTVドラマは、16世紀のオスマン・スルタン・シュレイマン壮麗王の生涯を描いた「壮麗なる世紀」(Muhtesem Yuzyil)でした。


「KRGは国民投票の代価を支払うことになる」エルドアン大統領

エルドアン大統領は、9月30日、クルド自治政府(KRG)は国民投票を強行したことの代価を支払うことになるだろうと言いました。

 HUrriyet

「わが国はわが国がかつてしたことを後悔してはいないが、いま状況は変わった。長い間、あらゆる支援を与えてきた北イラク自治政府が、わが国に悪意ある一歩を踏み出した。彼らはその代価を支払うことになるだろう」と、エルドアン大統領は、東部エルズルム県の状況報告会のスピーチで言いました。

エルドアン大統領は、アラブ人とテュルクメン人の権利の重要性に触れ、投票はこれらの少数民族の意志を無視したと力説しました。大統領はまた、トルコはイランやイラクの中央政府など近隣諸国と密接にコンタクトし、この地域のネガティブな進展に対処する用意はあると強く言いました。

「人々が移住を強いられるような雰囲気の中で行われた国民投票は、わが国は受け入れられない」とエルドアン大統領は言いました。北イラクの国民投票は、多くの中東諸国と国際社会から激しい反対を受けています。この投票は中東をさらに不安定にするものだという警告も聞かれます。
 

ロシアがトルコのトマト輸入禁止を一両日中に解除しそう

アンカラでトルコとロシアの大統領と大臣たちの話し合いがありましたが、ロシアはトルコからのトマトの輸入禁止令を一両日中の解除するだろうと、トルコの経済相が言いました。

 Hurriyet

「トマトの輸入禁止令は取り下げられるでしょう。われわれはロシアのトップとの話合いで確信を得ました」と、ニハト・ゼイベクチ経済相が言いました。9月初め、ロシア政府は、ロシアの生産者が国内需要をみたすだけのトマトをつくれない冬の間、トマトを小梱包で輸入するかもしれないと言いました。

2015年、シリア国境近くで、トルコがロシアのジェット機を撃墜して以来、ロシアはトルコからのトマトの輸入を禁止していました。現在、トルコとロシアの関係はほぼ正常化しています。


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