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トルコ軍が北シリアのYPGを攻撃

2019年01月28日 | 国際
1月28日 トルコ軍は、26日、北シリアのYPGを攻撃し、多くの戦闘員を死傷せしめたと、アナドル通信が報じました。トルコの榴弾砲が、アザズ地区とマレ地区のYPGの拠点に撃ち込まれました。

 Hurriyet

26日、YPGとの戦闘で、トルコと同盟している「自由シリア軍」(FSA)の1名が死亡、3名が負傷しました。トルコ軍は、この3日間、シリアのタル・リファトのYPGの拠点も攻撃しています。タル・リファトは、トルコ軍と自由シリア軍が支配しているアフリンの西20キロに位置します。昨年のアフリンからYPGを追い出す作戦以来、トルコは自由シリア軍と同盟しています。


トルコもキプロス周辺の資源掘削を開始する

トルコもキプロス周辺の資源の掘削を開始すると、トルコのチャヴシュオール外相が言いました。

 Hurriyet

「トルコ・キプロスの権利を確保したいというトルコの提案に、ギリシャ政府は耳を貸さないため、トルコはキプロス周辺の掘削を始めることにする」と、チャヴシュオール外相は、1月25日、トルコ・キプロスのムスタファ・アクンジュ大統領との会談後、言いました。

ギリシャ・キプロスが東地中海のガスとオイルを、トルコ・キプロスを無視して一方的に掘削を始めたことが、トルコ=ギリシャ間に摩擦を起こしています。

「わが国の掘削船“ファティフ”は、現在、アランヤで操業しているが、3月に作業が終わったら、この船をキプロスへ送る」とチャヴシュオール外相は言いました。トルコはオイルと天然ガスのどちらを掘削するのかは、外相は言及しませんでした。

トルコ・キプロスは、キプロス島の沖合の資源は両国のものだと主張しています。ギリシャ政府は、将来のガスの利益は、最終的にキプロス人みなが共有することになると言っていますが、チャヴシュオール外相は「そのような言い分には不満だ」と言いました。

キプロス島は、ギリシャによるクーデター後、トルコが介入した1974年以来、分断されています。

ギリシャ・キプロスの掘削作業を行なっているのは、イスラエルの「デレク・ドリリング」とアメリカの「ノーブル・エネルギー」です。イスラエルはすでに、ヨルダンやエジプトと輸出契約を結び、ギリシャとギリシャ・キプロスは天然ガスをヨーロッパに送るパイプラインの建設を計画しているそうです。


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