トルコはドイツとの国交正常化を望んでいる

１０月８日　トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相は、トルコ政府はドイツとの緊張した関係が緩和されることを望んでいると言い、正常化のための相互の歩み寄りを呼びかけました。

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「私はトルコとドイツの間に問題がある理由がわからない」と、チャヴシュオール外相は、１０月７日、ドイツの雑誌「デル・シュピーゲル」に語り、「貴国がこちらに一歩近寄れば、わが国も一歩近寄る」と付け加えました。外相はまた、ドイツの選挙も９月２４日に終わったことだし、トルコとドイツは正常な関係に戻りたいと希望を述べました。選挙戦では、トルコとトルコのＥＵ加盟が論議の的になっていました。

「私は選挙の前に、わが友ジグマール・ガブリエル氏（ドイツ外相）に、“前を見よう”と伝えた」と、チャヴシュオール外相は言いました。トルコで数人のドイツ人が、テロ関連容疑で逮捕されたことなどが、両国間の軋轢の原因になっています。ドイツはこれを根拠のない逮捕だと抗議しています。逮捕者の１人メシャル・トルの裁判は、来週行われます。

インタビューでチャヴシュオール外相は、「トルコは決してドイツとの対立を望んでいないが、ドイツでは反トルコ、反エルドアンの声が大きくなっている」と言いました。「エルドアン大統領はドイツからの攻撃に応えているだけだ。われわれはドイツ連邦政府を信じ、協力をつづける」

イスタンブル第３空港が来年２月までに第１便を迎える

アフメト・アルスラン運輸・海事・通信相によれば、イスタンブルの第３空港が来年２月までに第１便を迎えるということです。

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「２０１８年２月までに、イスタンブルの第３空港に、第１便を着陸させます」とアルスラン運輸相は、１０月６日、アンカラでアナドル通信に語りました。建設中のイスタンブルの空港の第１段階の正式開港は、来年の１０月２９日になるだろうと、運輸相は言いました。１０月２９日は、１９２３年のトルコ共和国宣言を記念する“共和国の日”です。

空港建設のほぼ６８％は完成したと、アルスラン運輸相は言っています。「作業員たちはこのプロジェクトをまにあわせるために，夜を日に次いで働いています」

来年、第１段階が完成したら、新空港はアタテュルク空港の乗客の多くを引き受け、目的地３５０以上、２５０のエアラインを発着させる、世界最大の交通のハブのひとつになるでしょう。第１段階が完成すれば、
総床面積１１００平方フィート、年間９０００万人の乗客が利用できる、世界最大の屋内ターミナルとなります。

全段階が完成したら、この空港は世界で最も利用者の多い空港のひとつになり、最終的に、年間２億人が利用できることになります。トルコで最も利用されているイスタンブルのアタテュルク空港は、２０１７年１月から８月の間に、４１６０万人の乗客が利用したそうです。イスタンブルのアジア側の空港サビハ・ギョクチェン空港は、同期、２０５０万人乗客が利用しました。

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トルコ、イラン、イラクが北イラクの石油を止める共同決議

１０月６日　トルコ、イラン、イラクは、北イラクからの石油輸送を止める共同決議をするだろうと、エルドアン大統領が言いました。クルド自治政府（ＫＲＧ）が国民投票を強行したため、近隣３国はその報復措置を考慮しています。

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「イランとイラクとトルコは、３者間で結束し、ＫＲＧからの石油を止める決議をするだろう」とエルドアン大統領は言いました。ＫＲＧは現在、トルコを通るパイプラインを使って国際市場に石油を輸出しています。

エルドアン大統領は、日帰りのイラン訪問の帰途、記者団に、ＫＲＧがキルクークでも国民投票を行ったことを非難し、クルド人が石油の豊かなキルクークを支配する合法性はないと言いました。９月２５日のＫＲＧの国民投票後、イランとトルコはＫＲＧに経済制裁を課すことで合意し、トルコはイラク政府軍と共同軍事訓練を行っています。

ギリシャの不動産購入で、トルコ人は第３位

ギリシャの不動産を購入して、５年間の居住許可を得ている人の数で、トルコ人は、中国人、ロシア人に次いで、第３位になりました。

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２０１４年以来、ギリシャ当局は、ギリシャの不動産を取得した外国人に、５年間の居住を認める“ゴールデン・ビザ”を提供しています。２５万ユーロ以上の資産を買えば、市民権も与えられ、購入者の配偶者や２１歳以下の子供を含む親族にも、ビザが与えられます。

この３年半で、４１９３人の外国人がビザを得ています。リストのトップは中国人で、ギリシャで７９７件の不動産を買っています。ロシア人は３５９件の不動産を買い、ギリシャ当局は８０２人のロシア人にビザを与えています。

トルコ人は３１７人が１３７件のギリシャの不動産を買い、ビザを得ました。この３国に次いで、レバノン人、エジプト人、イラク人、ウクライナ人、シリア人、アメリカ人、ヨルダン人も、ギリシャの不動産を購入しています。

トルコ人は首都アテネの不動産を買う傾向があり、買った家を貸したり、休暇用の家として使ったりしています。ギリシャの不動産を買うトルコ人は、ビジネスマン、自営業者、退職者たちが多いようです。

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